2004-09-15

途中下車   NO 914


 函館駅に八戸からやってきた特急「白鳥」が到着した。同じホームで5分後に発車する札幌行き「北斗5号」に乗車、乗り継ぎの乗客が多く指定席は満席だった。

 スーパー北斗と異なる「北斗」の車両、振り子式でないことからカーブのスピードダウンを余儀なくされ、表程速度が10キロ程度遅くなる。

  グリーン車は同じ3人掛けだが、北斗はハイデッカータイプ。数十センチ高くなっており、天井サイドまで窓ガラス。お陰で外の景観にプラスがあるが、この沿 線はカーブが多く強い日差しが入る問題も。右や左に曲がる度、周りの乗客のことへの配慮、カーテンの開け閉めが忙しい。

 ひとりのオジサンがデジタルカメラを手に、あちこちにカメラを向けている。それらは大沼公園から始まり、駒ケ岳を中心とするショットを収められていたようだが、やがて静かになったと思ったらオヤスミされていた。

 通路を挟んだ隣席は外人女性の二人連れ、いかにも流暢?な英語が耳に入る。

 「お飲み物サービスですが」とパーサーから。顔を見たら昨日と同じ人。コーヒーは遠慮して、熱いお茶をお願いしたが、降車の際、愛想良く「昨日に続いて有り難うございました」と声を掛けられた。

 この「北斗」、登別温泉駅の次の停車駅は苫小牧だが、この間に「今日は団体客の事情か『白老』に臨時停車を」と車内放送。どうも修学旅行らしく、多くの学生達が降りていた。

 今回の北海道行き、室蘭、苫小牧、札幌のメンバーから大変な尽力を頂戴した。ここで改めて合掌を。また、函館で迷惑を掛けた水冠さん、きめ細やかなお心遣いに感謝を申し上げます。

 さて、苫小牧で4時間ほど過ごす。苫小牧市民斎場の沖本社長には大変だったろうが、彼のオリジナルソフトの世界を体感してきた。

 潮流にあるDVD制作にあって、彼は業界で突出した技術を有している。弊社のオリジナルとの融合でどこにも出来ない高度なサービス提供が可能となる。熱く語り合ったひとときは、きっと今後の前進に大きなパワーとなるだろう。

  その彼の車で送ってもらった千歳空港、<どこから、これだけ?>というぐらいの人の数。着替えのバッグを預けてから土産物を買うのにも一苦労。社員用の ラーメンの宅配を頼み、続いてラベンダーの香りがするキャンドルと線香を購入し、次にアメリカの孫に送る「じゃがポックル」を3箱買った。

 ANA780便は、定刻に伊丹に向けて離陸したが、隣席の人物が短時間で2本のワインを空ける。すぐに「失礼」と言って化粧室へ行かれるが、戻って食事が始まっても様々な飲み物を注文しているので心配?

 釣られて私もワインを1本飲んだら、それこそ雲の上みたいになった。

 夜間の便は食事が出るが、昼間の便の「あられ」と比較して矛盾を感じながら音楽を聴いていたら着陸態勢。

 定刻より10分早く着陸したが、ここから考えもしなかったハプニングに巻き込まれ、空港で30分以上の時間を費やすことになった。

 そのハプニング、明日に紹介申し上げるのでお楽しみに?
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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