2018-01-22

行ける内に見える内に  NO 8096

呼子バスセンター昨年の一月は正月早々に想定外の病気になり、医院の開院日を待って治療を受け、その数日後から温泉で温めるのが良いと聞いて九州旅行をした。お気に入りである熊本県の平山温泉で過ごして熊本駅で熊本在住の友人夫妻と会って昼食後、自宅で過ごしてから熊本新港に送って貰って島原へ行き、前から宿泊したいと思っていた雲仙の宮崎旅館を利用、次の日にシャトルバスで長崎まで行き、昼食後に路線バスで嬉野温泉に行った。

前から食べたかった「温泉湯豆腐」も堪能したが、平山温泉の夕食時に出て来た「竹炭すくい豆腐」も美味しかった。

宮崎旅館の露天風呂付き貸切風呂は無料だったが、至福のひひとときが過ごせる非日常空間で、もう一度行きたいと思っているし、諫早を経て長崎まで利用したシャトルバスが2時間も走行して無料というのも驚いた。

嬉野温泉で利用した旅館はネット検索で見つけたもので、「女将のおすすめ」という「すき焼き」が目的だったが、次の日に武雄温泉で再会を約束していた宗教者から「檀家さんの旅館で女将さんをよく知っている」と言われてびっくりした。

その女将さんとチェックアウトの時に話をしたが、その時にそんなことは全く知らず、過去に行かれた平山温泉のことが話題となっていた。

さて、毎年秋に北海道へ行っており、一昨年は体調が優れずに行けなかったが、昨秋は小樽、札幌、苫小牧、洞爺、函館と立ち寄って来た。

小樽の海岸の絶壁にある「ノイシュロス」というホテルは夕食のフルコースが中々のレベルだったし、カニが苦手ということから料理に様々な配慮をしてくれたことは有り難かった。

部屋はバリアフリールームを選択したが、軟水の広い内風呂が快適で何度も利用して来た。

札幌のホテルは「ファーストクラス」を謳う企画を選択したが、様々な特典が設定されていた。

洞爺湖で面白いことがあった。洞爺駅から利用したタクシーの運転手さんに旅館名を伝えると「洞爺湖は初めてですか?と聞かれ、3回目だと伝えて2回利用したホテルの話題になったが、「今回はレベルを落とされましたね」と言われてびっくり。利用している客にも失礼だし、旅館の立場になれば最悪の風評となるだろう。

前回は事情があって高級ホテルの特別室を利用させて貰ったが、今回は負担を掛けたくないので別の旅館を選択したもので、病的な偏食の私に合った夕食なので決めた事情もあり、部屋は一室しかないという特別室だった。

何処へ行っても外国人の姿が多い。隣のテーブルで食事をしていても会話が全く分からないので落ち着かないが、英語の場合に耳に入る単語の響きでドキッとすることもある。

今年に入ってから友人や知人から温泉旅行の誘いが多いが、我々夫婦はお気に入りのところがあるので遠慮している。

九州の友人から「お勧め」と教えらえたのが日田温泉の「かやうさぎ」で、ネットで調べたら古風な建築物で中々のものだった。

クラシックということからすれば雲仙の宮崎旅館のすぐ前にある「雲仙観光ホテル」にも行ってみたい。「たい」という欲望の心情が失せればこの世からさようならとなるが、「行きたい」「食べたい」「会いたい」「見たい」をどんどん増やそうと考えている。

今日の写真は悪年の夏に行った佐賀県の呼子のバスセンターで、ここでジャンボタクシーに乗り換えてホテルへ行ったが、透明のイカが美味しかったし、このバスセンターの近くで開かれている朝市が楽しかった。
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