半端じゃない雨を体験して来た。一昨日から来客があり、昨日に伊勢神宮に参拝に行き、鳥羽のホテルで宿泊することにしたのだが、愛知県から伊勢方面は大雨警報が出され、深夜からびっくりするほど降った。

参拝している時は止んでいたので幸いだったが、内宮の五十鈴川で手を洗う場所の近くで体力が限界を迎え、石垣に座り込んで二人が正殿に参拝するのを見送ったが、参拝後の帰路が一方通行になっており、私のいる場所にも戻って来ることはない。

３０分程経過すると電話があり、宇治橋を渡った駐車場の所で待っていると言われてゆっくりと移動したが、小石の敷き詰められた参道は海の砂浜を歩くように疲れる。妻達と再会出来た時には脹脛が異常に痛かった。

お祓い横丁で冷やしの「伊勢うどん」を昼食に食べたが、甘い物は避けているので「赤福」は食べなかった。

鳥羽で地要したホテルは今回で４回目だったが、ちょっと問題が発生した。仲居さんに部屋まで女五して貰ったが、彼女が退出してからすぐに座布団を動かして腕枕で寝転んでテレビのニュースを観ていた。

１０分程経った頃だった、右の手首に痛みを感じ、確認してみると何かに刺されたみたいで小さな腫れがある。床の間に電気の液体蚊取りがあったので「蚊だ」と思ったが、夕食後に入浴した時に湯に浸けると痛みを感じるので蚊に刺されたものではない。赤くなった腫れが大きくなって来て衣服に擦れると痛みを感じるので最悪で、１１階なので蚊がいる可能性は低いし、症状の具合から判断すると何か「毒虫」が考えられる。すると座布団に問題があったことになるが、ホテル側には何も伝えずチェックアウトしたが、利用された他のお客さん達が同じ被害に遭わないように祈っている。

朝から大雨、予定していた行程を全て取り止めて近鉄特急で名古屋に向かい、名古屋駅で昼食を済ませてから見送った。

難波行きの特急を待っていると、アナウンスが流れてびっくり。大雨の影響で宇治山田駅から鳥羽方面の電車は運転を見合わせているとのこと。早く鳥羽を離れてよかったと思った。

電車が名古屋駅を出て桑名駅周辺や白子駅付近で降っていた雨は凄かった。車両の窓ガラスに叩き付ける音が凄まじく、過日の台風を思い出す程だった。

また猛烈な台風が存在している。予報では日本列島は外れているみたいだが、こんなクラスが襲来したら大変だ。

一昨日の夜、ＢＳの「エンター・ザ・ミュージック」を観ていたら、映画音楽の特集で、オーケストラで懐かしい曲を演奏していた。

１９５７年の映画「めぐり逢い」も選曲されており、「ケーリー・グラント」と「デボラ・カー」の終章部分の光景を懐かしく思い出した。

１８時前、テロップに地震情報が流れ、「北海道の余震？」と思ったら、三重県だったのでびっくり。不思議なこともあるもので、出発直前に買った特急券なのに、３回とも「９Ａ・９Ｂ」だった。

今日の写真は映画「めぐり逢い」の一場面を。