2018-04-16

また行きたくなって  NO 8173

トマム駅 切符入れ昨日の会食時のことだが、昨年に「お好み焼き」を食べに尾道に行った友人が2人いたので旅の話題で盛り上がり、北海道へ行こうかなんて言葉もあった。

北海道は6月の時期が良いと言われているが、この数年行っていたのは秋ばかりで、11月の中頃に厳しい冷え込みで参ったこともあるし、昨年の10月の下旬に行った時は札幌に宿泊する日に吹雪になって札幌駅のビルの上階にある映画館で過ごしたこともあった。

3年前の9月に行った時はトマム、富良野と宿泊したが、トマム駅と富良野駅で写真撮影に没頭していたら、杖をホームに忘れたまま列車に乗ってしまって後悔したことが忘れられず、同行していた妻から「認知症では?」なんて嫌味を言われたことを憶えている。

次の日に苫小牧で研修会があってスタッフの方に勝って来て貰ったが、苫小牧駅、洞爺駅、函館駅に忘れることはなかった。

函館には友人がいる。いつも夫婦でお世話になっているが、湯の川温泉の「竹葉新葉亭」を何度も利用することになったきっかけは、勧めてくれた彼女のご縁からだった。

彼女は昨年から函館市立博物館郷土資料館「金森洋物館」の館長をされているが、初めて見学させて貰ったことが印象に残っている。

スタッフが矢絣に袴姿だったこともそうだが、函館で知られる金森倉庫群の創業者が最初に開店した店が資料館として公開されているので勉強になったし、入場料金「100円」には信じられなかった。

函館を訪れる観光客は多いが、この資料館に立ち寄られる人は少なく知らないケースが多いだろうが、価値観のある施設なのでお勧めスポットである。

ここからは「幸せ列車」の「10年前の独り言」から転載を。

思い込みサービスの穴?  NO 2177   2008-04-15

前に旅館の女将さんや経営者、またホテルの社長や総支配人の団体から講演の依頼を受け、遠方まで行ってきたことがあったが、その際、受講された方々の中から数名の方に「サービスのご自慢は?」と質問を行い、幾つか「こだわり」的なオリジナルサービスを拝聴することがあった。

そんな中、玄関口の到着した自家用車を駐車場へ回すのは旅館の社員というところもあったが、「なかった傷が!」というクレーマー問題が発生する危険性もあるし、中には数少ない高級車もあり、運転操作が分からないケースも考えられ、駐車場への移動はお客様自身でと考えられた方が無難ですと申し上げていた。

過去に角張った如何にもアメ車というキャデラックで温泉旅館に行ったことがあるが、「当方で駐車場へ回しますので」と言われて託したら、「サイドブレーキの解除が分からないので」と言われ、説明してからしばらくすると「あまりにも大きな車なのでお客様ご自身で」と自分で駐車場へ回した体験もあった。

その間、フロントから少し入った和室で抹茶を出されていた我々夫婦だが、「山奥の特別のお水」と出された「シャーベット」を頂きながら宿帳に必要事項を書き込むチェックインをしていたが、その間、行動を共にしてきていた我々の旅行バッグが仲居さんによって先に部屋に運ばれていたことに<!?>感を抱いたのは夫婦の同じ疑 問の考え、どうしてか客と一緒に行動をしないかと、ふと嫌な思いを感じたのも事実だった。

また、部屋食ではないバイキングや専用の小部屋が用意されているケースでは、食事を終えて部屋に戻ったら、もう布団が敷かれていることが当たり前のように進められているのが日本的な旅館の形式。これがホテルだったら「とんでもない」こと。チェックインで受け取ったキーを手にした瞬間から予約して与えられた部屋は確実に客のプライベート空間であり、それらは、朝食時に部屋に戻ると布団が片付けられていたというケースも同じであろう。

昔からこう、とか、旅館は「これが当たり前」というのはおかしな考え、旅館の和室で特別室のように、寝室が別室になっており、洋服ダンスなどにも鍵の掛かる場合は安堵するが「当旅館は、そんなややこしいお客様 はいらっしゃいません」というのも自己満足の可能性が高く、それを気にされて不安を抱いている客が如何に多いか考えるべきだと問題提起をしたいところであ る。

北陸に在する10室ほどだけの高級旅館だが、ここは、部屋の内部から鍵は掛けられるが、廊下側には鍵の存在がなく、風呂へ出掛ける際の不安感を経営者側は真剣に考慮するべきだろうと提案したい。

自宅近くに「無記名4名」いうとゴルフ場の法人会員を有されている会社があるが、そこの社長さんと娘さんに誘われて何度かご一緒したゴルフ場も上述の件と同じ問題がある。

ⅤIPメンバーのローカーに鍵は一切なく、ここも「当方は、そんなややこしいお客様は来ません」との勝手な思い込みと正座せずに胡坐を書いた驕りということにもなるだろう。

携帯電話が消えたら大変とか、他人に自由に覗かれるパーセンテージがあるロッカールームとは何やら気持ち悪くて落ち着かない心情を抱くだろう。

また、そんなロッカーそれぞれに貼り出された自身のフルネームに対しては、サービス的な「くすぐり」はあるだろうが、著名な人物が内緒で来られていることも考えられし、中には自分の名前を見られることを嫌われる人物もおられる筈。そこで、フルネームではなく、まずは「姓」だけの名札にされるべきだと提案したい。

それにしてもバブル絶頂期にオープンしたゴルフ場は、贅の限りを尽くして建設されているようで、当時の大半のゴルフ場が倒産の危機に陥っているとは寂しいことである。

今日の写真は無人駅で切符を入れるボックスがあって驚いたトマム駅を。
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