2017-09-30
10月を前に NO 7988
外国人の観光客が増えている最近だが、国内の我々高齢者の旅行も目立って多くなり、旅行会社がシニア向けの企画を特集していることも増えている。
JRの「おとなび」や「ジパング倶楽部」の入会者も増えているそうだが、利用する側にとっては有り難い存在となっている。
旅館やホテルの予約にも「早割」という言葉が目立っているし、「シニア対象企画」も登場している中、夫婦それぞれの会席料理の内容が企画も増えて来ている。
また「量を少な目にして質をアップ」というキャッチコピーも何度か目にしたが、高齢社会の到来でバリアフリー対策と三世代を歓迎するコネクティング・ルームへのリニューアルも増えている。
今日のニュースに「東京とハワイ30分」「東京とロスアンゼルス32分」というロケット移動が計画されているというのがあった。2022年からの運営を計画しているそうだが、時速20000キロ以上と聞いて絶対に乗らないと思った。
開発中のリニアでも500キロだが「モグラ」みたいに地下を走る・速く移動しても車窓からの風景も見えないとすれば旅ではなく単なる移動の手段となってしまい、最近の観光列車の流行と全く逆の発想となるだろう。
あちこちのホテルや旅館を利用するが、予約した後でこの「独り言」を開かれることもあるみたいで、部屋に挨拶に来てくれた女将さんからそんな話を聞いたことが何度かあった。
病的な偏食があるので大変な私。もしもご笑覧管さってれ参考にしていただければ有り難いと書いておこう。
牛肉は「ヘレ」のみで「ロース」は苦手。豚や鶏肉は一切ダメ。キノコ類は松茸を含めてダメ。カニはこれまでの人生で食べたことはない。魚は白身のみでカツオやマグロは全くダメ。貝類は牡蛎を含めてダメ。
こんなことを書いたら「来ないでください」と言われそうだが、予約するのにサーチする努力は皆様が想像される以上で、それも旅の楽しみの一つである。
あちこちから招待を受けることも少なくなかったが、好みの食事内容まで配慮されてい
る事実を知って恐縮したこともあった。
ある仕入れ先の招待で北陸へ行った際、立派なカニや甘エビがいっぱい運ばれてきてびっくりしたが。何も手を付けなかったら片付けに来られた仲居さんが驚いて出て行かれ、しばらくすると女将さんが来られて「何か問題が?」と聞かれたので「苦手なので」と返すと「先に仰ってくださったらよかったのに」と言われたので、心の中で「先に聞いてくれたらよかったのに」と呟いてしまった。
ある一流ホテルのスタッフ教育を依頼されて参上した時のこと。全てが終わった後に食事が準備されていたのだが、内容は私の苦手な物ばかり。「接待とは相手の好みも重要だ」と嫌味を言ってしまったこともある。
今日の写真は招待されて佐賀県の武雄温泉に行った時のこと。料亭での夕食に出て来たのは全てのネタが野菜の寿司だった。