2016-12-15

師走の中旬  NO 5059

金子みすゞ記念館昨日「水曜日」はメールマガジン「まぐまぐブログ」の送信日。「風潮考察」というタイトルで社会の異変について触れておいた。親が子供を殺害したり子供が親を殺害したニュースもあるし、孫が祖父母を殺害したという信じられない出来事も起きている。

我々葬儀社は事故や事件の被害者のお通夜や葬儀を何度も体験したが、その場から逃げ出したい思いを抱き、自身の仕事を離れたいと考えたことが何度もあった。

さて、夫婦互いが高齢になり、ずっと医院のお世話になって薬を処方されている。「デザート飲んだ?」という会話が常だが、もう少しこの世に在住して生かされるには薬も不可欠である、

何度か書いた「たい」という欲望だが、これが失せてしまったら「死にたい」「逝きたい」となってしまうのだから寂しい話だ。

「あの人だけは会いたい」という欲望を考えると実現して心残りにならないようにするべきである。

妻が若かりし頃国家試験の資格を取得して勤務を始めた頃、最も仲のよかった人物がいたのだが、彼女はお寺の住職と結婚。妻は葬儀社である私と結婚したのだから不思議である。

そんなところから何度かそのお寺へ参上したこともあるが、福岡県に近い熊本県にあるので大変である。

熊本で発生した大きな地震の発生する前頃に友人である同業者夫妻の招きでと住職と平山温泉で過ごすことになったが、その時に奥さんが来られていなかったので<おかしいな?>と思っていたら体調を崩されていたことが判明。来月に改めて平山温泉へ行くことにした。

今日、妻は大阪の寺院の奥様とハルカスで夕食をして来たそうだが、この寺院の住職と前述の熊本県の住職とは本山での修行が一緒だったという不思議なご仏縁がある。

奥様は不思議なことに妻と同じ誕生日で、随分昔から交友関係があるが、出掛ける前にいつもの美容室へ行ったら「お出かけですか?」と聞かれ、予定を話すとここでびっくりの事実が判明した。

住職が先輩という関係があって青春時代から知っていると言われたそうだ。今日の二人の夕食は様々な話題で盛り上がっただろうと想像するが、ある日突然に知らなかった事実を知ることもあって驚嘆することも人生の面白さだが、私はこれまでの全国各地の講演活動で知り合うことになった人達と交友関係が生まれ、今も続いて交流していることは大きな財産である。

年末から正月を迎えると医院や病院で処方されている薬を貰っておかなければならないし、休診中に病気にならないように気を付けなければならない。

ネット社会になって便利になった。飛行機の早割なんて背景に競合他社の存在があったからだと思うが、ホテルや旅館の予約でも旅行会社を通さず直接ネット予約が可能っとなった。

今日の「幸せ列車」の「小説 女将シリーズ」ではそんな旅館予約をテーマにしておいた。

今日の写真は山口県長門市仙崎にある「金子みすゞ記念館」だが、訪日されているプーチン大統領が彼女の詩の世界を感じてくれたらと願ってしまう。
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