2013-11-28

思い出したこと  NO 3474


昨日「水曜日」はまぐまぐブログの発信日、気象衛星なんてない時代、気象台に確かめて大丈夫だと確信して決行した工事なのに、予想外の大雨で大変な目に遭った建築の世界の「匠」と呼ばれた棟梁が、気象台に対して行った抗議活動はどんなことだったのか?

そんな遠い昔の面白い出来事に触れたが、ご興味があれば「まぐまぐ」のページへどうぞ。

所属している団体の総会で妻が奈良県榛原にある保養所に行って来たそうだ。生野区に関係する女性の会で大型バスの行程だったが、室生寺のすぐ近くと言っていたのでネットで調べたら「美榛苑」だとすぐに判明した。

この近くにあるお寺さんに何度か行ったことがある。この地のご出身の方が著名な方で、そのご関係で何度か社葬や合同葬を担当させていただいたご仏縁があり、その打ち合わせに参上した歴史がある。

初めて伺った時に驚いたことがあった。打ち合わせが終わると同時にご住職から「君は何が好きだ?」と好物を聞かれ、「ジャガイモです」と答えたら、「お~い、ジャガイモを炊いてやってくれ」と若嫁さんに言われたからだ。

いくらお断りしても「遠慮するな。これもご仏縁だ」と引き留められ、やがて出してくださったジャガイモの煮つけをいただき、帰りにお米を20キロ分ぐらい車のトランクに積み込んで帰って来たので忘れられない思い出となっている。

あ る大規模な合同社葬のことだった。このご宗旨は「お琴」の様なかたちの「ご本尊」を抱かれて入堂されるのが特徴的だが、13名のお寺様の入場の際、ご導師 とご本尊に長柄の傘を準備してスタッフを随行させたらお喜びくださり、「これまで社葬の導師を何度もしたが、ご本尊まで長柄を準備してくれたのは初めて だ。さすがに高級葬儀だ」と仰った言葉が忘れられない。

また、大阪ではお一人ずつにお布施を準備するが、その地域のしきたりでは一括して導師にお渡しすることになっており、多額の現金を包む袋がないので頭を悩まし思い付いたのが桐の箱。百貨店で購入して紫の風呂敷に包んでご準備したら、それも偉くお喜びくださった。

お 布施に関しても地域によって様々なしきたりがあるよう。ある社葬のご導師が兵庫県の方で打ち合わせに参上したら、「お布施は全て領収書を準備しますから」 と仰ったのでびっくり。それはその地の税務署の指導だそうで、社葬の窓口をご担当された総務部長さんが喜ばれていたのが印象に残っている。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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