2015-03-13

ご存じですか?  NO 4130

30年以上前に何冊か愚書を発刊した歴史がある。その中に小説「葬儀屋七万歩才のあの世の旅」というのがあり、突然あの世に出立した主人公の葬儀屋が49日間の中陰期間で七日毎に行われる裁判をテーマにした物語を構成。迎えに来てくれる一等書記官などの案内人達との会話の中で裁判長の人柄を聞きながら、閻魔大王などの裁判官長と対談するという奇想天外なストーリーとなっており、新聞社の編集委員の方と対談した大きな記事として掲載されたところから話題なった歴史もある。

そんな物語の中の登場人物は全員が「戒名・法名・法号」が授与されているのだが、その中に「傾国」の文字が戒名に入っている女性が登場。彼女は絶世の美女というところからその文字が命名され「傾国」とは中国での国家を傾けてしまうほどの美女となる訳である。

今日のニュース記事の中に中国に於ける美人を表わす言葉が多くあることを知った。それは「沈魚」「落雁」「閉月」「「羞花」で、全てが美女を表わす言葉だそうで、そんなタイトルのHPが話題になっていた。

さて、午後から採血検査と造影剤CT撮影を受けて来た。昨秋に6日間の入院をしたが、その退院時に指定されていた検査日だった。

昼食を抜いて採血から始まるのだが、血管が出ないタイプなので担当者の女性が気の毒なほどだった。

何とか終わってから放射線の受付へ行ったら、問診票へ書き込むことで抜けていたので指摘され、全てを書いて承諾の署名をした。

この「独り言」をご笑覧くださる方でCT撮影の体験のない方もおられる筈で、将来に受けられることを想定して「造影CT検査の説明書」を下記しておこう。

『CT検査で使用するのはヨード造影剤というお薬です。泌尿器科での腎臓の検査や、血管造影で用いるものと同じのものです。造影は必ずしもすべての場合に行うものではありません。必要性は病気の種類によって異なります。造影剤には以下のような禁忌・副作用がありますのでご承知おきください』

造影剤使用の禁忌
禁忌(造影剤を使用してはならない場合)
ヨード造影剤に過敏症がある場合、思い甲状腺の病気

原則禁忌(投与しないを原則とするが特に適応がある場合には慎重に行う)
ぜんそく、重い心臓の病気、重い肝臓の病気、腎臓の働きが悪い方、急性膵炎、マクログロブリン血症、多発性骨髄腫、褐色細胞腫  その他全身状態の特に重篤な時期

造影剤の副作用
● 軽い副作用:吐き気・動悸・頭痛・かゆみ・発疹などで、特に治療を要しないことが多い(頻度3%、100人に3人)
● 重い副作用:呼吸困難、意識障害、血圧低下など。このような副作用は、通常は治療が必要で、後遺症が残る可能性があります。そのため、入院や手術が必要なこともあります。(頻度0、01%、約1万人につき1人)
● 10-20万人につき1人の割合(0,0005-0,001%)で、死亡する場合もあります。
● 検査後かなり時間が経ってからも(~1週間)副作用がおこる場合がごくまれにあります。(遅発性副作用)

造影剤の注射漏れ
● 造影剤は通常の点滴よりもはやい速度で、勢いよく機械注入します。このため注射漏れが通常よりおこりやすくなっています。できるだけこのようなことがおこらぬよう細心の注意を払っておりますが、もしおこった場合には適切な処置をすぐにとらせていただきます。

10年前に全て漏れて大変な目に遭った体験があるが、「お腹の辺りが温かくなって来ます。少し痛いでしょうがすぐに終わりますので」と言われたのに一向に温かくならず、注射針が刺されていた左腕の痛みが強烈で、しばらくすると「申し訳ありません。失敗しました」と技師と看護師さんが血相を変えて飛び込んで来られ、その後に診察室で医師の処置を受けたが、一切怒りを表わすことをせず「どうしたら早く治癒するかをお願いします」と言って驚かれたことも懐かしい。

今日の写真は検査を受けて来た大阪赤十字病院を。
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