2014-02-27

ブログの更新  NO 3562


毎 週水曜日に発信される有料メルマガ「まぐまぐブログ 久世目線」だが、事務局担当者の多忙で日付が変わってからの送信かなと思っていたら、「まぐまぐ側」 のシステム不備からだったようで、登録くださっている方々にお詫び申し上げます。確認したところでは今日の早朝に受信されていた筈で、何卒ご海容を願いた く存じます。

今回の内容は「音響システム」に関したもので、葬儀の司会で軽視されていた音響を重視して画期的にオリジナルなシステム創作 に至ったプロセスに触れておいたが、当時からもう40年近い月日が流れているのだから一昔の話でも、当時に製作依頼して完成した機材が今でも活用可能とい うのだから驚きである。

弊社の本館にセッティングしてある音響システムは俗に謂われるプロ仕様で、コンサートをされた際に奏者達が持参さ れた音響システムを使用されず、ここのシステムでと選択された事実もあり、過去に研修に来社された葬儀司会者さん達も一様に驚かれていたし、地域で行われ たカラオケ大会の時は歌われた方々が「気持ちいい」「最高だ」「また歌わせて」という感想があったので予想以上に役立っているようだ。

葬 儀が行われる「会場空間」にあって「式場空間」との意識改革は重要で、選挙カーや電車内の音響システムが著しく進化した中、より以上の環境を整えることに 取り組むことは基本的な考え方で、「大切な人」を送る「大切な儀式」に「大切な宗教者」を迎える「神変(しんぺん)」には欠かせない設備と考えたいもの だ。

それだけでは止まらず、柱などの突起物の存在、天井の高さ、椅子の材質、お客様の人数、服装などで吸収されてしまい微妙に変化することもあるので、ケースバイケースで微調整する必要も出て来ると理解すると面白い変化に気付くことになるだろう。

音響のプロ達が微調整を行っている光景の中に身を置くことが出来れば興味深くて貴重な体験となるが、彼らが決して意味のない「作業」をやっているのではなくプロらしい「仕事」をやっていることを体感出来る筈である。

微調整を行うことでその会場空間に最適な音質が完成することになるが、マイクを持つ人の声質によっても変化することも事実で、自分の声がどのように聞こえているかを理解出来る耳を鍛えることも重要である。

あ る時、知人のお通夜で本社の式場に行ったら、エレベーターを降りた瞬間に静かな音楽が流れているのに違和感を覚えた。すぐに担当責任者を呼んで確認させた ら片側のスピーカーに異変が生じており、すぐに解決に至って事なきを得たが、「耳を鍛えなさい」と教えた出来事であった。

シーンのブログ「会長の独り言」の更新をしておいた。トップページのリニューアルボタンからリンクされているのでどうぞご笑覧を。我が生野区の区役所がブービーからトップになったニュースについて触れておいた。
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