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2004-06-06

帰 阪   NO 814

昨日「つばめ」で大牟田駅に着いた時、隣のホームに寝台特急「はやぶさ」が停まっていた。新幹線の影響で少なくなったブルートレインだが、消え去った多くの列車を利用した当時のことを思い出した。

 用件が済み、大牟田ガーデンホテルで会食し、特急「有明」から「のぞみ」に乗り換えて新大阪。ここで紀伊田辺行きの特急「くろしお」の自由席特急券を購入、天王寺駅まで17分、特急券は630円だった。

 新幹線を利用した場合、在来線の特急料金が「乗り継ぎ割引」で半額になり310円ということになるのだが、鹿児島本線「有明」で割引されているのでこれが正規料金。

 しかし、新大阪駅の窓口、時にはそれを確かめず310円というケースも少なくないが、今日の出札係の女性はしっかりしていた?

 2日間、落合葬儀社の社長夫婦のお世話になった。息子さんの一人に運転までしてもらい恐縮。担当されていた葬儀、会葬者が予想外に多くて遅れてご出棺となったが、また一段とスタッフ達のレベルが向上したように感じた。

 荒尾市にある落合葬儀社。息子さんや娘さん達のあたたかいハートに包まれた仕事振りに対する評価が高く、大牟田など隣接する地域のお客様も多い。

 さて、この独り言で九州にいることを知った人達から電話やメールがあり、「熊本空港からでしたら、是非、熊本駅で会ってください」と言われ、その気に傾き掛けたが、空模様を見ると真っ暗。即座に「博多から新幹線です」と返してしまった。

 また「博多駅で1時間でも」という方には「熊本空港から」と対応し、本当に申し訳なく思い反省している。次回には「こちらから連絡を」と約束し、衷心よりお詫び申し上げます。ごめんなさい。

 地方に行くと楽しみがある。それは、所謂「地方紙」と呼ばれる新聞を読むこと。その地の葬祭に関することも情報として入手できるから。

  とんでもない広告があった。「50パーセント割引」や「祭壇価格3万円」という表記がある。これらは四大紙や日経では通らない文言。お客様を騙す悪質商法 の責任という観点から掲載してくれないのが常識。それらが罷り通るのが地方紙のユニークということもあろうが、ここまできたら「何でもあり」のレベルと言 えるだろう。

 葬儀は、一回だけの儀式。無駄な費用を掛けるべきでないが、礼節だけはいつまでも忘れないで欲しいもの。堂々と「割引」を謳う業者にプロとしての誇りは微塵もない。その姿勢だけで礼節を欠いているような思いも抱く。

 北海道から九州まで様々な方々との交流があるが、葬儀「社」である前に葬儀「者」であって欲しいと願っているし、メンバーの中には、個性化と多様化を大切に考え「創儀者」表記している人物もいる。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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