2015-02-28

メッセージ  NO 4118

深いご仏縁に結ばれる葬儀司会やスタッフを派遣する会社である広島「ピピ」のHPを訪問したら、女性社長が毎日綴られているブログ「ピピの日記」に印象に残る紹介があった。

若くして亡くなられた方が愛する人へ残されたメッセージだが、そこに悲しみの問題として考えさせられることがあり、話題になって歌い続けられている「千の風になって」を彷彿するようだったので、ここに彼女の日記に掲載されていた原文を下記申し上げる。

ピピの日記から
「ある本を読んでいましたら 若くして先立って逝かれる方から
大切な人への手紙の一部が書かれていました」

『人生が人より短かった事を悔んではいません 
あなたに出会い心に留めた詩が その記憶があるから ・・・ ですが
後悔は残ります あなたをもっと愛せなかったことが
世の中が背負わせた重荷を この手で下ろせなかった事が
とても残念に思え 心残りです
あなたが私の為に 多くの涙を流さないことを願います
あなたには泣いて欲しくはないのです むしろあなたの寂しさを想い
私が泣くほうがいい 私はあなたを見守っていけないのだから
先逝く私があなたの負担にならないように あなたの幸せを祈っています
いつも どこにいても あなたの幸せだけを祈っています
そして あなたが笑顔になれるように ・・・』

「先逝く人は 大切な人達の幸せを いつも願っているのですね
心が じ~んとするような お手紙でした」

自らも葬儀の司会を担当しながら、多くの女性司会者やセレモニーレディーを派遣する会社のトップとして活躍されるバイタリティーあふれるパワーには心からエールを贈っているが、日々の車での移動が100キロや200キロは当たり前、時には500キロと言うのだから驚くし、瀬戸内海の島々での結婚式や葬儀の司会に行くのに漁船で送迎されることも書いていたことがあった。

しまなみ海道を走行して四国へ仕事で向かうとあったが、何より安全運転を願っている。

我々夫婦が何度か彼女のお世話になったことがあるし、新幹線の新尾道駅前にある本社ビル内でスタッフ向けの研修を担当したこともあり、悲しみのお客様達へのやさしいハートがピピのHPの可愛いイメージとして活かされるようにと手を合わす。

彼女は様々な書物に興味を抱かれており、仕事の合間に時間を作って読書のひとときを過ごしているようで、ブログの中にも多くの書物のことが書かれている歴史もある。

この「独り言」は現在「4118」号だが、彼女のブログはずっと昔から写真を掲載しながら今日で「2908」号となっている。私がこの世を出立しても彼女は間違いなく続けられる筈なので驚く号数に到達すると想像している。

多くの人達に「ブログを発信し、生かされた証しを残しなさい」とアドバイスしたことがあるが、彼女もその中の一人で現在も継続されていることに敬服している。

発信しようと確認したら、昨日の号が掲載されていない。何か不具合が生じたらしいが、続けて今日の号を発信しよう。

今日の写真は大阪城梅林の「碑」を。
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