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2004-06-26

新聞記事から   NO 833

参議院選挙が始まっているが、テレビの解説番組を見ていて、自分が大きな誤解をしていたことを知った。

 投票日に行けない人のための不在者投票システムが変わっており、告知日の次の日から投票が可能ということだった。

 一方で、仕事で外国に在住している邦人にも投票参加が出来るそう。新聞記事によると在住地の人数を分析するとサンパウロが最も多く、続いてニューヨークとなっていた。

 日系人の多いブラジルでは日本の選挙に対する関心が高いそうで、集中するサンパウロ
が特に話題となっているみたい。

 ブラジルの浄土宗寺院に行っている弊社の役員だが、サンパウロからリオデジャネイロに入ったそう。

 浄土宗、浄土真宗だけではなく、ブラジルには仏教寺院が多くあり、サンパウロに仏壇屋さんがあったのを覚えている。

 日本人の移民が「笠戸丸」で初めてブラジルに向かったのは、明治41年のこと。日系の方に伺った話によると、第一回「笠戸丸」に乗船していた人で存命されている人は、ただ一人だそうで、乗船時は乳児だったという。

  さて、そんなブラジルに同行されておられるお寺様だが、今晩、そのお寺でお通夜が行われている。ご住職が海外に行かれている時にご不幸を迎えられた檀家さ ん。導師をおつとめいただくことが不可能だが、ご仏縁に結ばれるお寺様が代行されることで解決。担当責任者がホッとしていた。

 明日の葬儀だが、私は兵庫県に行くところから幹部社員が担当することに。

 ふと新聞を見ると、社会面に『心付けで賠償命令』『葬儀代の過大請求 ベルコに30万円』『地裁伊丹支部』という見出しがあった。

 遺族が不当な請求をされたということから訴訟に発展した出来事だが、この会社、悪い話題で本当によく新聞に登場するものだ。お布施のキックバック問題で物議を醸し、何回も社会面を賑わした記憶も新しいのに?

 ここで、ちょっと自慢話を。私も何度か新聞記事に登場したが、一面のカラー記事に名前が出たこともあるし、社会面のトップ記事に写真入で掲載されたこともある。

  一面の記事はホテルを会場とする「慈曲葬」だったが、社会面は「星名国際登録」に関することで、悲しみの強い方々にプレゼントしてきたこと取り上げられ、 殺伐としたニュースの中で「あたたかい記事」と大きな話題を呼び、その日の夕方のテレビ番組の中でも何本か取り上げられていた。

 こんな記事となると、その後が大変。取材の申し込み電話が殺到したが、記事を見られた方からのご要望で、「美しい愛の物語」に発展したケースも幾つかあった。
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