午前中に映画を観に行こうと出掛けたら、国道２５号線の源ヶ橋交差点まで行ったところで腰痛が再発、Ｕターンして自宅に戻った。

昨日に病院でレントゲン撮影の結果では「今後も変わらないと思うから今日で通院はお終い」と言われたのに、次の日に痛みが出るとはどうなっているのだろうか。ひょっとして冷えたことが要因かも知れないが、映画は明日までだそうなので妻を伴って出掛けようと思っている。

温泉旅行について調べているが、昨年の冬に行った「夢千代の郷」で知られる湯村温泉も候補に挙がっている。

数年前、妻が友人達のグループで格安のバス旅行を計画。当時にバスが苦手だった私はＪＲで行くことにして、特急で城崎温泉駅まで行って普通列車に乗り換えて浜坂駅まで行った。

駅前からタクシーを利用し、旅館の名称を伝えたら、「露天風呂が有名ですからお楽しみに」と言われ、旅館に到着して部屋に案内されてからすぐに浴衣に着替えて露天風呂へ向かった。

外は積雪が２０センチほどあり、しきりに雪が降っていた。屋根の付いた階段が延々と続いている。１００段以上はあった筈だが、厳しい冷え込みの中を杖を片手に手摺りを頼りに露天風呂に到着した。先客が一人おられたが、猛烈な寒さにかけ湯が済むとすぐに湯船に入った。

津々と雪が降りしきっている。タオルを頭部に乗せて積もる状態だったが、熱めでも冷え込みが厳しいので浸かっていた。

少し上せた状態で部屋に戻って会食の行われる部屋に行ったが、世話をしてくれる仲居さんに露天風呂のことを言ったら、あそこはこの階にある大浴場で温もってから行くところで、そのまま行かれたら階段が長いからたいへんでしたでしょう？」と教えられて公開した。

食事を終わってから就寝前に皆さんと露天風呂へ出かけたが、先に大浴場で温もってからにした。

その旅館にもう一度行きたいとそれから１ヶ月後に行こうと調べたら、閉業して「湯快リゾート」に変わっており断念したが、その時の帰路も城崎温泉駅で特急に乗り換えて帰阪した。

昨年に湯村温泉に行った際は「井づつ屋」を利用したが、アクセスを調べてびっくり。播但線の江原駅から送迎バスがあるそうで、わざわざ城之崎温泉駅を経る必要がないことを知った。湯村温泉の最寄り駅は浜坂駅と思い込んでいたことが遠回りで随分とＪＲにも無駄な料金を支払っていたが、どうしてアクセスを調べなかったと後悔した。

江原駅は和田山駅と豊岡駅の中間にあり、スキーで知られる神鍋高原の最寄り駅で、時刻表の地図を調べて唖然とした。

大阪駅から「特急はまかぜ」で姫路から播但線に入るのだが、姫路駅から進行方向が逆になるので面白い。「特急はまかぜ」の車内に手袋を忘れてしまい冷たい思いをしたが、今年の２月頃に「独り言」でそのことに触れている。

さて、京都にホテル・パークハイアットがオープンした。高級ホテルのオープンが続く京都だが、ツインで１１万円からという価格にびっくりである。

オーストラリアに行った際、首都であるキャンベラで２泊したのがパークハイアットだった。国会議事堂に隣接する立地で、戦争博物館もタクシーで１０分ほどの距離だった。

このホテルで館内にあるレストランで食事をしたが、３回食事をして３回とも部屋に戻られなくなってスタッフに助けを求めた。表側からはそんなに広いとは思わなかったが、館内はびっくりするほど広くまるで迷路みたいになっており、人生でホテル内で迷ったことは初めてだった。

２日目の夕食にレストランへ行ったら、黒人の背の高いスタッフがいて少し待つように言われた。確認すると営業時間の１０分前で、廊下に置かれたソファーで待っていた。

時間が来て席に案内されたが、ブュッフェ形式のレストランで、好物のジャガイモ料理を中心に選択したが、何処にもパンが見つからず、スタッフに伝えても私の英語力が悪いのか、一向に通じない。しばらくするとそのスタッフがフロントの裏側にある事務所に入って女性スタッフを連れてきた。彼女は日本人スタッフでパンが見当たらないと伝えると流ちょうな英語でスタッフに確認してくれた。

「ここにあります」と案内された場所にパンが存在したが、ナフキンが掛けられており分からなかったのであり、「申し訳ございません」と謝罪された。

次の日、予約していたタクシーでキャンベラ駅に行く時、彼女がミネラルのペットボトルを２本くれ「お気を付けて」と送り出してくれた。

キャンベラ駅からシドニーまで約５時間の列車の旅だったが、駅に着いた時に余りにも閑散としている構内の様子に驚いたことを覚えている。

今日の写真は閑散としたキャンベラ駅を。