2018-11-06
今日も歩いて NO 8363
九州には別府を代表するように知られた温泉が多い。由布院、日田、湯の児、嬉野、雲仙、法泉寺、菊池、玉名、山鹿、指宿、霧島、日奈久、阿蘇、内牧などに行ったことがあるが、最近は友人に連れて行って貰った平山温泉の「湯の蔵」がお気に入りで、もう5回訪れている。
九州新幹線の新大牟田駅から車で20分程だが、山鹿温泉の奥座敷として隠れた人気があって予約が難しくなっているようだ。
佐賀県の呼子から行ったり、日田温泉から行ったこともあるが、「とろ~り」とした湯に入っていると長生き出来るような気がする。
筋湯温泉、長湯温泉、湯平温泉、原鶴温泉に行ってみたいと思っているが、歩くことが不可能なら何処にも行けないので毎日歩くようにしている。
未だ支払っていないが、台風21号の被害の修復費用が大変だ。温泉旅行の10回分程になってしまうので残念に思うが、暴風の恐ろしい体験をして命があった幸運に手を合わせている。
数日前の号で写真を掲載した北海道ニセコの温泉だが、建物が見えて来た時から硫黄の香りが漂い、部屋にある露天風呂も温泉だったのでセーターまで染み込み、我が家に戻ったら猫に敬遠された。
日々の日課となっている歩くことだが、今日は四天王寺の東門へ行って西門を抜けて谷町筋を天王寺へ向かった。堀越神社の真向かいにあるお好み焼き店の存在に妻が気付き、昼時だったので立ち寄った。
何処を歩いても自身の人生の歩んだ道を思い出す。東門へ行く手前にある通称「南京寺」は黄檗宗のお寺だが、阪神和地大震災の時に担当していた葬儀の導師さんだった。
ご親戚の多いご当家、前日のお通夜に70人も来られていたのに、葬儀当日に参列で来たのは30人程。お寺さんも「大変な地震でしたね」と自転車で来られた。
四天王寺の境内を通ると思い出すことがいっぱいある。本坊で行われた大阪府仏教会、大阪市仏教会が主催する「太平洋戦争物故者追悼式」のプロデュース、司会、設営を担当した頃は元気だったし、高僧の皆さんの書の展示イベント会場の設営をお手伝いしたこともあった。
天王寺駅の構内を抜けて近鉄百貨店の地下に入り、お気に入りの「ドンク」に立ち寄ってお決まりのパンを買ったが、この頃に足と腰が限界を訴えている。仕方なしに帰路は天王寺駅東口からタクシーを利用した。
お好み焼き店の方に聞いたことだが、堀越神社がスピチュアルスポットとしてテレビ番組で採り上げられ、今年の正月の3が日は身動きが出来ないような行列が見られたそう。
今日の写真は四天王寺のお大師さん像を。