2017-09-26

弱っているけど  NO 7984

妙義山医師から歩くように指導されているところから、朝から四天王寺まで歩き、境内から天王寺駅を回って戻って来た。

大病を患って大変なリハビリの時を過ごしたがが、味が分かること、箸やスプーンが使えること、タオルが絞れること、自分で着替えが出来ることなど、現在で幸運だったことを認識することになる。

リハビリ入院の時は、絶対に歩けるようになって退院すると患者仲間や看護師さん達が驚かれるほど廊下を歩いたが、それは手にする杖の姿がステッキに見えるようになることで、振り返ればよく挑戦したものだと思っている。

退院時からすると歩行速度が随分と落ちた。四天王寺の東門までの所要時間が約2倍となった。それでも何とか歩いて行けるので有り難いことだ。

四天王寺の境内に「唐辛子」の屋台があり、様々な物をブレンドしてオリジナルな七味が出来るので楽しみにしていたが、今日はまだ開店していなかったので残念だった。

途中で細い道を通っているとある家の玄関に警察が貼り付けた掲示があった。独り暮らしの方が行方不明になっているそうで、見掛けた方は警察へという内容だった。

我が家の近くで独り暮らしの方が行方不明になって近所の方々が心配している。いつも玄関前で植木に水を掛けておられた姿を目にしていたのを憶えているが、私と同年代だったから一入心配になる。

ここからは「幸せ列車」から「10年前の独り言」から転載を。

期待しながら?  NO 1985   2007-09-25

数日前の新聞に東京の芝「増上寺」法主の大きなお写真が掲載され、徳川家との深いつながりについて興味深い記事が掲載されていた。

NHKの人気番組である「その時歴史が動いた」で大奥のことが採り上げられ、八代将軍「吉宗」に継承される秘話を観たが、その際にも増上寺内にある将軍達のお墓のことにもスポットが当てられていた。

法主と言えば誰もがご存じのお方、作家としてのお名前は「寺内大吉」様だが、増上寺のトップにおられるとは我々にとってそれこそ別世界に在されるお人。若かりし頃にあるテレビの番組でご一緒したことがあり、その時からずっと年賀状をくださっているので恐縮申し上げている。

一方で、ご仏縁 とは不思議なもの。仏教会や宗教連盟から名誉なことにご指名を受け、葬儀に関する大会のパネラーや講演を担当させていただいたことが何度かあるが、そこで結ばれることになった高僧の皆様とのご仏縁は、何よりこの仕事に従事してきた私の人生の宝物体験となっている。

日頃に絶対に会えることの出来ないお方、そんな方々と年賀状の交流で結ばれ、信じられないことだが皆さんが一筆お言葉を添えてくださるのだから年々に宝物が増える。知らない社員達が現物を目に「信じられない!」なんて話題もあった。

昔、数百枚の年賀状を手書きしていた時代もあったが、ワープロやパソコンの登場で随分と横着をし、お陰で悪筆がひどく進化、墨書き返信なんて絶対に出来ない現在である。

交流のある人達から達筆な手紙が届くこともプレッシャーとなってしまった最近だが、この「独り言」に誤字脱字が増えたように別の問題も生じているみたい。しかし、何処かの将軍様のように認知症ではないので誤解のないよう。

さて、新総裁になられた福田氏は群馬県高崎市ご出身だが、高崎市には10回以上行ったことがあり、通過を入れると30数回となる。同業者主催のイベントやホテルでのイベントで講師を担当したこともある。

ちょっと走れば伊香保温泉があるし、軽井沢の方へ走れば途中に「舌切り雀」にゆかりある磯部温泉もある。

高崎インターから藤岡ジャンクションを通り長野へ向かう高速道路、すぐに見えてくるのが妙義山だが、その裾野のトンネル部分を走行すると世にも不思議な景観なので、一度はお出掛けをとお勧めの道。それは、言葉で表現出来ないイメージの強烈な山である。

上州名物は「空っ風」だが、「かかあ天下」という言葉もある。福田氏の奥様はやさしいイメージの方だが、お母様のパワーは凄かったと聞く。ちょっと冷たい風が吹きそうだが、少なくとも新しい風であることを願っておこう。

今日の写真は日本三大奇景の一つである「妙義山」を。
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