2015-05-18

お元気でしょうか?  NO 4195

一昨日、「お好み焼き」と「明石焼きもどき」を食べた。いつも再会する度に「お好み焼き」に立ち寄る友人と一緒だったが、「もどき」と書いたのは「明石焼き」とは異次元なものだったからだ。

そんな代物を食しながら話題になったのが気仙沼の「なにわのたこよし」さんのこと。幸せ列車のHPのコラムで新聞記事が掲載され、そこに不思議なご仏縁に結ばれる事実があることに気付き、1昨年の秋に北海道に行った帰路に函館から八戸を経て気仙沼に立ち寄り、よくぞあの大災害の犠牲者とならなかったものだと再会して来た。

ご夫婦それぞれが勤務されていた会社や店舗は津波で全壊されてしまい、明石焼き店を開業しようと準備されていた全ての物が津波の被害で断ち切られてしまったが、そこから軽トラックを改造されてテントのたこ焼き店を開業されて営まれている。

そんなご夫婦がテレビの番組「人生の楽園」で採り上げられたのは昨年のことだったが、私が小学生の頃に美味しいと思った醤油味のたこ焼きのことを話したら、興味を抱かれて放送の中でも挑戦されていたのが嬉しかった。

ご主人のお姉様が有名な画家さんで、「幸せ列車」のHPが開設された当時からトップページにリンクボタンがあったのでそのご存在は知っていたが、まさか弟さんご夫婦が気仙沼におられたとは想像もせず、管理人さんが天王寺駅の地下で偶然に会ったことから新聞記事の紹介に至り、それを目にした私が新聞記事に掲載されていた奥さんの写真を見て驚嘆することになった経緯があった。

そんな話を天王寺駅のお好み焼き店で交わすのも不思議なご仏縁。そんな中で毎日公開いただいている10年前の「独り言」に関して、時折に書かれている号外の行間にスタッフの仕事に対する熱い思いが伝わって来ると言われて嬉しくなったが、それがうまく伝承されているのだろうかと心配になった。

住民投票に関する結果が出た。僅差で「反対」となって大阪市はそのまま残るということになったが、大阪市民も複雑な悩みも表面化していた。喫茶店や蕎麦屋さんで交わされた「賛成」か「反対」かという激論もあったし、我が生野区では反対の投票の方が多かったことを知った。

大阪市の北部や中央部の区では賛成票の方が多かったが、南部は反対が多いという事実に複雑な民意が表れているような気がするが、賛成派だった知人が残念で眠られなかったと嘆いていた姿もあった。

こんなに僅差という結果なら、後の祭りとなるかもしれないが、100万軒の家へテープの声で電話を掛けた行動が反発を招いた声も少なくなかった。

「賛成だったけどあの電話で反対に投票した」という人が数人あったが、電話で賛成に投票した人もいる筈なので分からないが、プロデュースとシナリオという視点から考えるとマイナスイメージは否めない気がした。

過去の歴史に佐賀県の知事選挙があった。安倍総理の声で電話を掛けたテープが顰蹙を買い、自民党が推薦していた候補が落選した出来事も知られている。

心の余裕を失う焦りは時としてマイナスになる行動をしてしまうもの。客観的に冷静に判断する人が側におれば違うシナリオを描いただろうと考えてしまう。

どちらにしろ、我が大阪が発展して市民に歓迎される行政を願っている。

今日の写真は気仙沼で宿泊した「気仙沼プラザホテル」を。

気仙沼プラザほてる
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net