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2004-11-04

えにし NO 963


 様々な打ち合わせが続いている。今日は、私が信頼している音響のプロと5時間以上も話し合い、またプロの世界の奥義を学ぶ有意義な時間が過ごせた。

 彼が取り出して見せてくれたノートパソコン、手にしてその軽さに驚いた。1キロ以下であり、私のパソコンの7分の1の重量だった。

 人生とは不思議な出会いがある。彼と出会ったのは新聞のチラシから。2000年に開催したホテル葬フェアを知られ、興味を抱かれご参加。私が講師を担当したセミナーや講演を受講されていた「えにし」。

 その時の記録写真をチェックしたら、前方の席に彼の姿が写っており、その写真の中にびっくりした事実も秘められているので紹介を。

 社葬セミナーの会場、彼の隣に座っておられるお方。その後、その人物の社葬を担当し、その音響を依頼した彼、ご遺影を見られて「どこかでお会いしたような気がする」ということから不思議な「ご仏縁」に結ばれていことを知ったのである。

 社葬セミナーをご受講くださった方の社葬を何度か担当させていただいたが、そのすべての方がセミナーのことを社内の人やご家族に語っておられたとのこと。そんなご縁で社葬をプロデュースするなんてプロ冥利。だから「ご仏縁」という言葉に特別な思いを抱いている。

 今、社内は創作物の制作に追われている。すべてがスタッフの手作りで進められているが、その作業が普通の量ではなく、隠れ家での録音も連日続いている。

 新事業にも取り組まなければならず、スタッフの募集を真剣に考えなければならない。

弊社の財産は「人材と技術」それも「人<財>と知的所有権」だと宣言したいし、「知的」の形成にはそれこそ「血滴」という苦労があった。

 葬祭サービスが急変してきている。昨日に来社された事前相談のお方、そのご要望もこれまでに考えられなかったこと。それが出来る業者を探したら「ここしかなかった」と、遠いところからお越しくださっていた。

 葬儀社って、どこでも変わらないと思われていた時代が終わったよう。お客様が業者を選択される時代の到来がこんなに早く来ると予測していた業者は少ないだろう。

弊社は、そこに重点を捉えてソフトづくりに時間と労力を費やしたが、やっと社会認知が始まったみたい。

 ご仏縁に結ばれて様々な分野のプロ達がブレーンに集まってくれている。彼らの知恵と知識にどれだけ助けられただろうかと感謝する。

 人生も経営も、すべては「人」 よき出会いが何よりの宝物ということに間違いはないだろう。
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