2018-06-11

思い出したこと  NO 8223

種田山頭火新幹線の車内で想定外の惨劇が起きていた。旅行や出張で乗車している人達の中に、こんな危険な人物が乗車している事実を考えると余りにも恐ろしい。

東京発新大阪行きの最終の「のぞみ」だったが、過去のこの最終列車に20回ほど乗車していたことがあるので一入衝撃が強かった。

現役時代に1週間で5000キロも新幹線を利用した歴史もあるが、博多発の新大阪行き最終の「のぞみ」で車内に私だけということが2回あり、新大阪まで落ち着かずに居眠りも出来なかったことを憶えているし、小倉駅から乗車した最終の「のぞみ」でも同じ体験をしたこともあった。

多くの利用客がいる新幹線で飛行機みたいに保安検査は不可能だろう。おかしな人達が同乗しないことを祈るしかないと考えるとやるせないが、何より「命の教育」について基本的なことから意識改革をするべきかもしれない。

さて、随分昔に交流のあった他府県在住の宗教者からの手紙に、近況を「種田山頭火」の晩節みたいとあったので意味が分からず、書店で「種田山頭火」に関する書物を探して読んだこともあり、数年前に山口県の仙崎の「西園寺」や「向岸寺」に団参し、「金子みすゞ記念館」に立ち寄って新山口駅まで戻った時、駅前の広場に「種田山頭火」の銅像があったので懐かしく思い出すことになった。

「種田山頭火」は山口県防府市出身で、晩年は愛媛県松山市の庵を生涯を閉じ逝かれているが、この自由なかたちの俳句に傾倒する人は少なくなく、「五・七・五」を超越する作品は感じる物も多くあり、彼に縁のある地に行ってみたいと思うこの頃である。

こんなことを書いたのは、数日前に会った温泉博士と呼ばれる友人との会話に、湯布院温円の近くに湯布院より歴史の古い温泉があり、そこが「種田山頭火」に縁深いと教えられたからだ。

そこは「湯平(ゆのひら)」温泉で、ちょっと不便なアクセスだが、特に「飲泉」で知られていると言うので興味を抱いた。

大分県は「温泉県」として知られているが、長湯温泉とこの湯平温泉に行ってみたいと思っている。

彼の情報によると、別府は新しい祝初施設の建設が増えているそうで、2000室も増えると言うのだからびっくりだが、ラグビーの世界大会や東京オリンピックの開催も考慮する背景があるようだ。

今日は九州旅行の誘いがあった。博多駅で集合してレンタカーで呼子に行き、その日は武雄温泉に宿泊し、次の日に柳川の鰻料理を食べるというグルメ旅だが、また美味しい料理を食べられることも喜びだが、友人達と再会出来ることが何より楽しみである。

今日の写真は新山口駅の広場にある「種田山頭火」の銅像を。
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