2017-05-15

うどん県へ  NO 6962

屋島寺徐々に体力低下を感じる。この世に心残りがないようにと考えて行動することにしているが、昨日から1泊で「うどん県」に行って来た。

天王寺駅から「はるか」で新大阪へ。「さくら」で岡山から「特急うずしお」で高松へ行った。

宇多津駅で高地行きの「特急 南風」と切り離し。逆方向へ走行して高松駅まで利用したが、高松駅から終点の徳島駅までまた逆方向になるユニークな列車である。

取り敢えず昼食をと駅前のタクシーで「お勧めのうどん店へ」とお願いしたら、「絶対におお勧め」という店舗へ着いたら日曜日が定休日で次のお勧め店へ。やっと到着したら大行列が。医院、理容店、食事処で待たされるのが大嫌いな性分。行列を目にして運転手さんに高松駅へ戻って貰うことにした。

昨年の春に四国を半周したことがあるが、その時に駅前ビルの3階にある和食店で「うどん」を食べたことを思い出したからだ。

エレベーターで3回へ上がって店舗に行くと、すでに8人の行列があった。中のレジの所を見てみると支払いをする人も並んでいる。これなら5分もすれば大丈夫だろうと推察。結果として6分後に入店出来たが、オーダーをしてから15分も待たされた。

栗林公園には2年前に行ったし、仏生山も行ったことがある。金毘羅さんに参拝したい思いがあったが、700段を超える階段は絶対に無理。過去に2回参拝したことがあるし、もしも他人を巻き込むような転倒事故でも起こしたら大変と、パスすることにした。

ネットで調べて興味を覚えたのが「四国村」の存在。JRの普通列車で屋島駅まで行き、そこから結構離れた距離を歩いて挑戦した。

いよいよ上りというところで限界を感じ、ソフトクリームを買った売店の女性スタッフにお願いをしてタクシー会社に電話を入れて貰った。

5分も経たない内にタクシーが到着。有料のドライブウェーを走行して屋島の上まで行った。

風光明媚な展望台まで歩くのだが、あちこちに「注意」という看板が掲示されている。イノシシが出没しているそうで。もしも遭遇した時は無視してくださいというようなことが書かれてあったが、一気に恐怖感を覚えた。

屋島の展望台は55年振りである。中学校の修学旅行の時に訪れたことがあるが、その時に印象に残っている「瓦投げ」だそのまま継続されていた。

何処の売店にも200円で販売されていたが、不自由な身体では無理なのでパスしたし、珍しい山の上にある水族館にも寄らなかった。

予約電話を入れていた旅館はすぐ近くにあった。築年数は古いがリニューアルをしたみたいで問題はなかった。2階建てでエレベーターも大浴場もなく、バリアフリー対応もなく美しい夕日と夜景が最高という旅館だった。

施術マッサージに期待したが、それは断食コースで来られた方への対応だそうで、仕方なく部屋にバスで温まっていた。

夕食は1階の食事処だったが、我々を含めて3組の宿泊客がいた。我々が選択したのは「すき焼き」だったが、他の人達はフレンチコース料理としゃぶしゃぶみたいだった。

今年の1月に佐賀県の嬉野温泉に行った時も「すき焼き」を選んだが、偏食の多い私には会席料理よりも歓迎である。

朝食時h我々だけ。他の宿泊客はもう出発されたみたいで申し訳ない思い。チェックアウトしてから有名な廃墟ホテルの前を通ってお遍路さん達が多い広い駐車場へ。そこから100円の舎取バスを利用して屋島駅へ。320円の特急料金がもったいなかったが、普通列車の待ち時間が長かったので仕方なかった。

高松駅から歩いて知られる商店街に、途中で見つけた大きなうどん専門店に立ち寄って「さぬき」のうどんシステムを体験する。いっぱい天ぷらが並んでいるのを自由にトッピングするのだが、選択した「寄せ揚げ」の大きさにはびっくりだった。

昼食を終えてからタクシーで高松駅へ。特急で松山へ向かって今治かバスで「しまなみ街道」wp尾道へ行く予定だったが、次回に変更することにしてマリンライナーで岡山駅へむかう。岡山から高松へ向かう時にはプラチナ席となる1号車の「1ーAB」が取れたが、運転席が後方になるので価値観はなかった。

「さくら」「はるか」と乗り継いで帰阪したが、自宅に戻った時には次の旅の企画を考えていた。

今日の写真は四国霊場第84番目の「屋島寺」だが、今回は残念ながら参拝出来なかった。
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