2017-05-07

旅の楽しみ  NO 6955

法然寺喫茶店で会う常連客に旅のプロがいる。ティータイムに彼から聞く旅の話題は興味深く、馴染み客の誰もが楽しみにしている。

「うどん県」として宣伝をしている香川県だが、数日前に教えて貰った交通手段にびっくり。大阪の難波から淡路島経由の高速バスを利用し、帰路を高松港から神戸を結ぶジャンボフェリーを利用するセット料金で、2人で片道7100円のいう割引切符があると言っていた。

昨年の春に一泊二日で四国を半周した旅をしたが、この時は岡山からマリンライナーで高松駅に立ち寄り、駅の近くでうどんを食べたことがあり、この話を聞いてもう一度で掛けたくなった。

我々夫婦はJRのジパング倶楽部の間委員になっているので「のぞみ」「みずほ」以外なら乗車券、特急料金、グリーン料金全てが3割引きで利用出来るので有り難いが、次回の旅は尾道で「広島風お好み焼き」を食べ、高松で「うどん」を食べる行程にしたいと考えている。

高松と神戸間のジャンボフェリーには午後2時頃に出港する便もあり、昼間の明石海峡や美しい瀬戸内海の一部を目にすることが出来るが、就航している船舶があまり大きくないので揺れることを心配している。

中学生だった頃の修学旅行で天保山から関西汽船で高松へ行ったが、この時に大半の生徒が船酔いをして苦しんでいたことを記憶しているし、ジャンボフェリーが昔は「加藤汽船」という名称だったことを知っている。

うどんが先かお好み焼きが先かも決めないといけないが、それによって宿泊地を選択することになる。冒頭の人物の話によると「庵治」の地にあるホテルがお勧めと教えてくれたが、それなら尾道ではお好み焼きだけを食べるということになる。

過去に団参で仏生山にある有名なお寺に参拝したことがあるが、その近くにユニークなホテルがあったことも興味深い。

この時のお寺の中にはお釈迦様の涅槃の情景を部屋いっぱいに造られていたことが印象に残っているが、本堂で耳にした読経のイメージが何とも言えず心地よかったことを思い出す。

栗林公園で食事をしたが、園内をご一緒した檀家の女性の方に花や植物に造詣深い人物がおられ、初めて知った花の知識も忘れられない。

先月の末にテレビの特集番組で瀬戸大橋の建設の苦労話を紹介していた。その中で衝撃だったのは列車が通る際に線路が撓むという事実で、カメラの中から列車が消えてまた現れる現象にびっくり。それを考えたら瀬戸大橋や関西空港の連絡橋を利用したくなくなった。

列車の一編成で160トンもあるそうで、撓むことで安全を護持しているという設計らしいが、怖がりで考え過ぎという性格なので困ってしまう。

前にも書いたが、前号で写真を掲載した新尾道駅は「こだま」しか停車しないので不便である。岡山駅か福山駅で乗り換えということになるが、中には30分も待たされるという問題もあるのでそれなら新大阪駅始発の「こだま」を利用する方がとは思うが、途中の停車駅で「のぞみ」「みずほ」や「さくら」に追い抜かされることだけは覚悟しなければならない。

今日の写真は香川県高松市にある「法然寺」を。
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