2019-03-28

寂しい話  NO 8459

那智の滝大阪と和歌山県の境に「みさき公園」があるが、経営していた南海電鉄が撤退するニュースがあった。譲渡先がなければ閉鎖となる寂しい話だが、初孫が幼い頃に車に乗せて連れて行ったことがあった。

動物園やイルカショーもあったし、様々なアトラクションもあって喜んでいたが、灯台みたいな所へ上がったら、大阪湾から吹き付ける風が強くすぐに降りたことを記憶している。

一方で近鉄が経営している生駒山上遊園地が90周年を迎えていた。夜景が美しいので何度か行ったが、お化け屋敷があったことを憶えているが、信貴山側から道路が開通してすぐにも行ったことが懐かしい。

近鉄沿線には「あやめ池遊園地」や玉手山遊園地もあったし、随分昔には奈良県にドリームランドが存在して人気があった。

数日前の夕方のニュースのコーナーに「憤懣本舗」というのがあり、限られた利用地だったのに「葬祭場」が建設されることになって地元と大変な問題になっていることを採り上げていた。
公的な土地で利用制限が設定されていたのに「それはないだろう!」というもめ事に発展してしまった訳だが、こんな問題は全国各地で起きており、反対する地元住民が葬祭式場の隣に紅白幕を張って対抗するケースも知られている。

ある葬儀社が自治体の建設許可が下りたので着工したが、地元住民への説明がなかったので大変な問題になり、営業権の侵害だと建設を続けて完成後に営業を始めたら、反対の幟がいっぱい並び、出棺時に近所の住民が冷たい視線を浴びせるような行動に進んでしまい、葬儀を行われた施主の親戚の人達が事情を知らなかったことから施主側のもめ事に発展する事態もあり、客観的に判断すれば絶対に満足に至る葬儀は不可能と言うことになる。

住民の反対から建設を中止したり、完成しても葬儀式場として活用できずにそのまま放置されているところもあるが、全国各地で「火葬場」の移転や増設に関する反対問題も発生している。
大手の冠婚葬祭互助会が自社の結婚式場のすぐ近くに葬儀式場を建設することになり、地元住民が「そんな不謹慎なことが考えられない」反対した出来事もあったが、決行してひんしゅくを買ったのは言うまでもなかった。

建設許可が下りたからと行って周囲の同意を得ずに結構してしまったら問題になるのは必然で、納得されるまで話し合う謙虚な姿勢が重要な筈で、地元住民から歓迎されて利用されることになれば素晴らしいことである。

椅子の生活やエアコンが当たり前になってしまった時代に暑さ寒さや風雨のことを考えると式場空間が求められるのも理解できるが、胡座を掻くことなく正座の姿勢で近隣と仲良くしたいものである。

さて、インフルエンザの耐性菌の問題が解説されていた。抗生物質の薬を処方されたら少し改善したからと言って服用を止めないように「飲みきるように」と指導されるが、そんな行動が手に負えない耐性菌を生むのかもしれない。

花粉症の症状が大変である。ついに目がおかしくなって涙ばかり出るようになり、自宅の玄関を一歩出るだけで深刻な症状になるので外出も避けなければならず、外食で店内に入ったら多くのティッシュやハンカチが必要となっている。

近所に「疎開道路」があるが、押しボタン式信号のあるところを横断しなければ恐ろしくなってきている。横断歩道でないところを渡る際に目が不自由だし歩行速度が遅くなっているので被害者となる危険性があるからで、遠回りでも押しボタン信号を利用している。

この道路で交通事故の被害者となられた方の葬儀を担当したこともあるが、中には目が不自由だった方もあり、その方のことを思い出すこの頃でもある。

耳鳴りが酷く頭の中で「わ~ん」という連続音が聞こえるが、時折に1秒ほど止まるので不整脈かもしれないと思い、あさっての診察時に伝えようと思っている。

今日の写真は那智の滝を。
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