2018-11-27

リハビリ継続中  NO 8390

日野ルノーいつもの散歩をしていると友人夫妻と会った。幼い二人の孫を伴っており、何処かへ食事に行くようだった。

何度も医院で一緒になっているが、奥さんのお父さんの葬儀を遠方でたんとうしたこともあった。

同年生まれで互いの病状を確認し合う仲だが、元気そうだったのでホッとした。

また別の知人夫妻に会った。奥さんが手提げ袋を下げており、「全財産を持って歩いているのよ」と笑われた。

「健康保険証」「預金通帳と印鑑」「マイナンバーカード」「実印」「火災保険証書」「医療保険証書」などが入っているそうだが「引ったくりに遭わないように」と伝えたら、gp主人が後方をガードするように歩いていると言われ、「引ったくり」の被害が日本一と言う我が大阪で第一位の生野区ならではの対処だった。

毎日「日産事件で喧しいが、ルノーの車で懐かしい思いも、小学生の頃、小型タクシーで「日野ルノー」が走っていて、何度か乗ったことがあったからだ。

低くて狭い車内の車で、独特のエンジン音を憶えているが、「亀の子」という異名もあった。

亀が登場したところで触れておくが、来年の春を過ぎた頃に全日空がハワイ路線にオール2階建ての超大型機を導入すると発表し、そのデザイン塗装された機材が紹介されていたが、それは間違いなく「亀」でびっくりした。

今日は杖を地面に着地しないで歩く練習をした。100歩を2回したので200歩となるが、フラフラ感はどうしようもないみたいで、転倒防止のためには杖を頼るべきと考えた。

左半身の温覚と痛覚の麻痺、嚥下障害、両膝下の異常な冷え、指先のコントロール不全、複視などの後遺症に苛まれているが、着替えや入浴は自分で可能だし、タオルを絞れることや味覚があることには手を合わせている。

車に例えるなら、車検は無理でもクラシックカーみたいに存在すると考えており、振り返って業界にレジェンドの一員として認知されていることはこの世に生を享けた意味があると思い、「伝匠」というタイトルの書籍で紹介されたように、「伝相」しておきたいことがいっぱいある。

「儒教精神の希薄」、「お互い様感情の希薄」、「檀家であるけど信者でない」、「ホテル葬の登場」、「家族葬の増加」「無駄を省く21世紀、それは葬儀にも」なんて講演で話して来たが、当時に行っていたことがその通りになってしまった。

ホテル業界に対して「ホテルが得意とする『おもてなし』と『飲食』を重視し、第一部の意味と意義を忘れると衰退が早い」と訴えたことも当たったし、お寺の存続危機も現実になってしまった。

そんな中で、「本物」と称されているお寺は見事に活動されているし、檀家さん達との絆も強く結ばれている。目先の危機感から流行を追ったり本線から外れると取り返しが付かなくなることは歴史が物語っている。いつまでも本物を追究して欲しいものである。

今日の写真は懐かしい「日野ルノー」を。
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