2018-05-21
こんなことも NO 8204
ネットのニュースを開けたら、ハワイの火山の噴火で「溶岩が120キロ」という文字にびっくり。本文を開けて確認したら時速「120メートル」となっており、トップページの表記に打ち込みミスがあったようだ。
溶岩が時速120キロで流れて来るなんて恐ろし過ぎるが、間違いだったので安堵した。
ネットのニュースの中に「ガン」の診断でミスが意外と多く、手術まで進めてしまったケースも少なくないと知って信じられなかったが、3年前に私の妻が体験した出来事を思い出してしまった。
検査入院の予定で2週間の入院をしていたのだが、「ちょっと気になる問題がある」と4週間に長引き、やがて出された文書に聞いたこともない病名の可能性があると書かれ、この病気の精密検査は大阪大学付属病院とあった。
そんな診断があったのは年末だったが、紹介状を貰って年が明けてから大阪大学付属病院平木、診察室で私が「入院検査をお願いします」と依頼した。
病気についてネットで調べたら300万人に1人という難病で、取り敢えずげ1週間の検査入院となった。
入院してから6日目のことだった。妻から電話があり「やはり問題の病気みたいだった。頭部の模型で手術内容について説明を受けた」というのでびっくり。毎日万博公園に近い病院に足を運んでいたが、重い心情でモノレールに乗っていた時のことを思い出した。
病院の最上階にロイヤルホテルが担当するレストランがあり、そこで食事をしながら医師から受けた説明を詳しく聞いたが、明日の最終検査で手術の日も決まると知った。
次の日の午後、妻から携帯に電話があった。最終検査をしたら手術するべき患部が見当たらないそうで、聞いた私は「手遅れで手術が不可能なのでは」と考えてしまった。
そんな思いを医師に伝えて確認したら「不思議なことですが」と言われて驚かれ、数日後に退院することになった。
あれから2年半の経過があるが、もう再検査の必要もないので安堵している。
今日は喫茶店で会う同じ病の人物と会った。彼は少し足を引き摺るように歩くが、私のように杖を必要としないので羨ましい。
そんな彼が晩年になって生き甲斐が増えたとご機嫌だった。それはアメリカで大活躍をする大谷選手の登場で、中継があれば深夜でも未明でも寝ずに観ているそうだ。
大谷選手の活躍は、そんな意外な人達の奮起に繋がっていることを知って嬉しくなったが、私も心から応援して楽しみにしている。
大鵬の孫の「納屋」に親方の貴乃花が「怪我をしないように」とこえを掛けたそうだが、大谷選手も怪我をしないように願っている。
今日の写真は大鵬の出身地である北海道の川湯温泉を。一度行ってみたい所である。