2018-01-03

正月にお好み焼き  NO 8077

パースで撮影した1枚食欲がないので夕食はお好み焼きへ。寺田町駅近くのご仏縁のある店舗へ行った。お正月ということで2日から営業されているそうだが、店内は満席状態。店主の方がご丁寧に挨拶に来てくれて恐縮した。

先々代、先代ご夫妻の葬儀を担当したが、先々代は現在の店舗で行ったし、先代の奥さんは天空館で担当させていただいたが、先代さんはご生前に弊社西館をご希望されていたそうで、特別に神経を遣う葬儀だったので印象に残っている。

本館がオープンした時に恵贈くださった立派な絵画を西館のロビーに飾っているが、そこには恵贈者の明記をしてあるので参列された方々から「特別な関係でも?」と質問されることも少なくない。

目は不自由になるし歩行もフラフラ状態で、何より躓かないように気を付けなければならない。車の通らない裏道を選択するようにしているが、道路の中央部が盛り上がっていると困った問題となる。左側を歩いていると杖が低くなって左へ倒れそうに傾くからで、これまでに体験したことのない部分に筋肉痛を感じる。

ここからは「幸せ列車」の「10年前の独り言」から転載を。

神 様  NO 2082   2008-01-02

銭湯の初風呂「酒湯」に入ってきた。閉店時間がいつもより1時間早くて12時になっており、11時過ぎに行ったらいっぱいの人。裸で新年挨拶をした人が10数人あった。

酒湯に使用されていた銘柄は「平安絵巻」に「元禄美人」で、何やら正月らしい絵柄だった。

昨号に書いた「お屠蘇」の話し、今年の分は「開運お屠蘇」と題された高野山「大師陀羅尼製薬」謹製の説明文を原文のまま。

『お正月にはなぜお屠蘇をいただくのでしょう?』

『元旦にいただくお屠蘇は体の中に滞っている不浄なものを払流し、清らかな体で新年を迎える意味があります。お屠蘇をいただき心身を清め壮快な気持ちで一年の計画を考慮するのが開運長寿の秘訣でもあります』

『元旦から三ケ日お屠蘇をいただく習わしは、平安時代、弘法大師御在世当時の皇室から一般に広がったものと伝えられており、現在でも大切なお正月の行事になっています』

『お屠蘇は新年の縁起と長寿を祝うものでありますから、いただく時は年長の方から順々に年少の方にお廻し下さい。又年始のお客様にもぜひお屠蘇を献じてあげていただきたいものです』

さて、新年ゴルフに行ってきたという知人に会った。彼のホーム・コースは京都の亀岡の方にあるが、雪の影響でスタートが1時間ほど遅れ、夕方にも降り出したので早めに帰ってきたと言っていた。

昔、正月のゴルフ場では樽酒が振る舞われていた記憶があるが、飲酒運転の問題からそんな風物詩も姿を消しているようだ。

割烹のオヤジである友人の店に、毎年恒例の彼の身内が集まる新年会があったが、子供達の結婚や孫達の誕生から、総計で40人を超えると聞いてビックリ。駐車場が足らず、弊社の式場の一部を駐車場として提供したら、和菓子業を営まれる彼のお兄さんから「お餅」を頂戴して恐縮。また「トトロ」体型に進むようになってしまうみたい。

年末にクリスチャンの葬儀があったが、今年の年始は数少ない神様の葬儀を担当することに。

この神様系の葬儀で思い出すお客様がある。随分前の他府県でのことだが、釘を一本も使用せずに建てられた見事な和風建築のご自宅、庭に川が流れていてその上に茶室があった。

そんなご自宅で行われた葬儀、様々な打ち合わせの中で特別ご来賓席にご芳名札が貼られることが決められ、それをご当家側にお任せして前日の夕方に式場に 入って驚いた。誰もが知られる松下幸之助さん、伊藤忠商事のトップ越後正一さんなどのお名前があり、葬儀当日は千宗室さんが来られてご本人が献茶をされる とのこと。打ち合わせでスタッフ全員に知らせたら、皆、緊張の表情で強張った。

誠に神経を遣う担当だった。初めてという火葬場に随行し、ご自宅まで戻った際、どっと疲れが出て、しばらくは虚脱感に襲われたことをはっきりと憶えている。

神様の葬儀には「神饌もの」が付きもの。鯛は勿論だが、海、山、里の産物を厳選して献饌するのだが、こんな正月三が日に適ったものが手に入るのは難しく、いつもなら黒門市場に出掛けるのだが、仕方なくその大半を開いていたスーパーで求めることを余儀なくされた。

神饌物を求めてスーパーに入るのは初めてのこと。芽のついた蓮根や葉がそのままという人参なんてある筈はなく、思い願っていた2割ぐらいのレベルしか求められなかって残念だった。

「神饌」とは何より「新鮮」でなければならないのである。

今日の写真はパースで利用したホテル前の交差点で撮影した1枚。このビルの1階に軽食の可能なカフェがあり入ったが、外国とは半端じゃないサイズで驚くことになるもので、ここでもそれを実感した。
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