2018-12-29

ふと思い出して  NO 8410

シドニーにて近所のご主人の葬儀があった。夫婦で参列したが、ご不幸を知らせてくれた方は我が家の隣の奥さん。83年間のご生涯に手を合わせて来た。

導師を務められていたのは昔からご仏縁のあった方、私より1歳年上だが互いの身体のことが話題となった。

葬儀終了時に喪主を務められたご長男がご挨拶をされたが、「優しくされることを喜んでいた父は、他人に優しい人でした」というお言葉が印象に残った。

女性司会者が担当していたが、音響の微調整を理解していないみたいで、私が現役時代では考えられないレベル。式場にいたスタッフの誰も気付いていない現実にゾッとした。

数年前、本館で行われていたお通夜に参列した際、エレベーターを降りた瞬間に音響の異変を感じ、担当責任者を呼んで調べるように指摘したら、片側のスピーカーのジャックに不具合があることが判明した。

本館の式場は音の反響が普通じゃないので分かり難いが、長年熟達した私の耳はそれを瞬間に察知、担当者が驚いていたこともあった。

司会のマイクを手にする前に音響の基本的な勉強しなければならない。自分の声がどのように聞こえているかを理解する必要がある。低音、中音、高音の微妙なバランスも重要だし、読経、BGMとMCのバランスにも気を配りたい。

いよいよ押し迫り明日は晦日を迎える。今日の夕方に友人が電話をくれ、妻が私に内緒で貸し付けたお金についての裁判のアドバイスを貰った。私の口座からも引き出されおり、銀行の窓口で問題があったみたいだが、友人の意見は驚くものだった。

銀行の窓口では本人確認が義務付けられており、妻が同行していて話が付いても、そこに私の立場からは銀行の責任を追求出来ると言うもので、そうすれば銀行側は顧問契約している大規模な法律事所が担当し、被告に対して新しい提訴をすると言うもので、被告の弁護士が「仕事が増える」と歓迎するかもしれないが、実はこの裁判では私は原告になっておらず、被告側の弁護士が提出した反論書に19回分返済していたにも関わらず「借りた覚えもない。返していた事実もない。贈与されたと考えている」を呼んだ際に、銀行を撒き込んだ訴訟を展開するシナリオを考えており、奇しくも友人がその策をアドバイスしてくれたのだから面白いことだ。

冷え込みが厳しい。青森県では2メートルを超す積雪があるとニュースで知ってびっくりしたが、明日から明後日に掛けても寒波が続くと気象予報士が解説していた。

マフラーと手袋がないと散歩は無理。来月に善光寺参拝や白馬に行くが、積雪や凍った道で転倒しないような対策も必要である。そこで思い出したのが千歳空港で待っていてくれた友人が空港内の売店に連れて行ってくれ、札幌の「雪まつり」にはこれが必需品ですと教えてくれたのが簡易アイゼンで、一般的なシューズやブーツに装着すれば登山時のアイゼンのような働きをしてくれる代物だった。

それは20年以上も昔のことで、ブーツもアイゼンも行方不明となっており、ネットで検索して調べたら「簡易アイゼン」「軽アイゼン」でいっぱいあることを発見した。

今日の写真は数年前に撮影したシドニーのオペラハウス前で撮影した一枚。オーストラリアの猛烈な熱波で49,3度を記録したそうだ。
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