2016-10-12

もう45回目  NO 5001

すき焼き今日「水曜日」はメールマガジン「まぐまぐブログ」の送信日。テーマは入院している時に受ける点滴の体験談で、嚥下障害による誤嚥の恐ろしさにも触れた。

今日は我が夫婦が結婚してから45年目の記念日。食事に行こうかと思ってお気に入りの桃谷にあるレストラン「ポッケ」に予約電話をしたら「14日までお休みします」との留守番電話対応。仕方なくJRで難波に行き、春に行ってからご無沙汰の「割烹 日本」へ行ったら、玄関扉に「閉業しました」という寂しい張り紙が。

毎年一緒に付き合ってくれる友人もいるのでおかしなところへは行けない。と言って遠いところまでは行けない。そこで決めたのが御堂筋道頓堀の角にある「はり重」で、しゃぶしゃぶを食べて来た。

この店の一階は肉を販売する店舗となっている。そこで忘れられない思い出があるので吐露しておこう。

随分昔のことだが、道頓堀で午後に行われた会合があり、その帰路にお土産でもと思ってこの店に入ったのだが、見るからに美しい赤身の牛肉があったので400グラムを注文した。

包装されて支払いの時に衝撃な事実を知った。「100グラム400円」と思い込みをしており、それは「100グラム4000円」の特別な物だった。

支払い時に「勘違いをしていました」なんて言えることではない。仕方なく「16000円」を支払って帰宅したが、妻にはその金額はずっと教えていない。

友人夫妻が心斎橋筋商店街を歩いていた時、ショーウインドウに素晴らしい女性のコートが目に留まり、奥さんに買ってやろうと店内に入ってスタッフと話したら、「8万円」だと思っていた価格が見間違いで「80万円」であることを知って驚愕。顔色を変えて恥ずかしくてならずに飛び出て来た出来事を教えてくれたが、勝手な思い込みは時に滑稽なハプニングを起こすようである。

「はり重」は何度か立ち寄ったことがある。日航ホテルの近くにも和風イメージの店舗があったと記憶しているが、すき焼きとしゃぶしゃぶのどちらを選択するかで相談したら、「すき焼きは砂糖を使用するし、醤油は塩分が気になるし」という話になってしゃぶしゃぶとなった。

帰宅すると関東に在住する娘から電話があり「何か送るから」と言っていたが、振り返れば月日の流れは本当に早く、「烏兎怱々」の言葉を思い浮かべた。

今日の「幸せ列車」で書いている「小説 女将シリーズ」は、還暦を迎えた夫婦が当日予約で来館。女将がメッセージに書いた「華甲」の文字が話題になり、予想もしなかったほど喜ばれた話を書いた。ご興味があればこのページの左下にある列車のリンクボタンからどうぞ。

今日の写真は食べなかった「すき焼き」を。
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