2005-12-28

年末を前に  NO 1377


「インフルエンザが流行」という新聞記事を読んでから出勤。玄関を入ると初めに会ったスタッフがマスクをしており<!?>と思ったら、廊下に机や椅子が出されて大掃除が行われていた。

 朝から年賀状の整理、特に神経を遣うのは喪中に関する再チェック、数件の発見に至って安堵した。

「サンサンてるよ」さんが昨日に恵贈くださった「健康に良い」という生チョコをいただきながら、北海道のメンバーのDVDを拝見、「2005年の軌跡」とタイトルされた中身は中々なものだった。

  社葬、偲ぶ会、お別れ会のひとこまから司会者の「さわり」もあるし、感謝状の授与式や新聞で紹介された記事もある。中でも特徴的なのが交代で全社員を東京 のレストランに研修目的で出張させたこと。サービスを受ける側での体験は、何より提供する側の発見につながる発想からだ。

 旅費、宿泊、フルコースの飲食費を考えれば大変な出費だが、そんな実践行動をするのが如何にも協会のメンバーらしいと思っている。

 やがて目に留まったのが白樺並木の中でポーズを取って佇む美しい女性の姿、アップに映し出されてくると表情がかわいい。テロップに自社のスタッフとある。それは、新しく取り入れた制服をテーマにした映像だった。

  オシャレで清潔なイメージを感じる。社長との電話の中で「どこの製品?」と確認したら「何、ボケているのですか」と笑われた。その制服、広島のリミットさ んの高級ブランド「リフィン」で、弊社のスタッフがモデルになったことから導入したのにとのこと。「そうだったの!?」ということで話題を変えたが、ここ で苫小牧市民斎場と室蘭市民斎場にDVDの御礼を申し上げる。

 弊社には、全国から送られて来るDVDやビデオが山ほどある。その大半は実際の葬儀のダイジェスト版だが、気付いたことを遠慮なく指摘して欲しいと添付がある。

 中には指摘以前のレベルもあるが、それをやさしく伝える返信作業が大変だ。そこで、どうにもならないケースでは「ご来社を」と願い、私の部屋で観ながら指摘することにしている。

  今日の昼過ぎにビデオが届いた。過日の広島の葬儀の収録だったが、映像会社が編集で使用されている音楽が暗く、添えられてあった手紙にもそのことが触れら れていた。「葬儀は悲しくて暗いもの」という勝手な思い込みがまだまだ常識となっているよう。これらはホテル葬でホテル側が依頼される映像会社も全く同 じ、何度やり直しを命じたか数えられないほどある問題。

 塾生の研修でも音楽を変えて実験したことがあるが、音楽ひとつで伝わる映像イメージが急変する。人生とは重いものだが、音楽を重くしてしまうの大きな誤解、やさしさとさわやかさが流れ、それが慰めと励ましにつながるように考えたい。

 そうそう、上述の広島のビデオだが、私が担当出来なかったお通夜の収録も入っており、九州と愛媛の塾生が頑張ってくれている光景を拝見した。再会した際、みんなで反省会を行うことが勉強になるだろうと想像する。

 今日の発信前にアメリカに在住する孫達のページを開く。東へ向かって移動中とあったが、1600キロも車で走ってニューヨークに着いたとある。くれぐれも事故のないようにと祈念する。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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