2018-01-08

悪徳業者が成人式を  NO 8082

シドニー インターコンチネンタル ホテル明日から大荒れ模様大荒れみたいだが、アメリカにも大寒波が。測候所の存在で知られるワシントン山で氷点下36度を記録したそうで、体感温度は氷点下69度になるというのだから驚きである。

この測候所で過去に観測された強風が衝撃的数値で、風速103メートルというのだから信じられないが、いやはや自然の猛威に謙虚になるべきだと考えさせられる。

一方で、オーストラリアのシドニーで47,3度を記録したそう。日本の四季と正反対なので真夏を迎えているが、こんな暑さは体験したくないものである。

今日は「成人式」である。晴れ着を予約していた人達が業者の「てるみくらぶ」みたいに勝手な閉業で被害に遭っているニュースに驚いたが、「お母さんがローンで」とか「着付、メーキャップ、髪紙の美容合計で60万円の被害」という話に余りにも気の毒で、人生に輝く記念日が最悪の出来事となってしまった人達に同情してしまう。

私の成人式の時代は「15日」で、我が生野区の式典はロート製薬内にあるホールが会場だった。

同年生まれの友人達と出席した後、一人の友人から「付き合って欲しい」と懇願されたのが「新幹線に乗りたい」ということで名古屋まで「ひかり」に乗車し、熱田神宮に参拝後、帰阪する時は「急行 きりしま」を利用したことが懐かしい。

もう半世紀前のことだが、その友人も元気に存命しており交友が続いているが、互いが齢を重ねて様々な薬を服用しているところか慰め合っている。

目がいよいよ悪くなっており、歩行時に自分の足元も見えないので大変だ。そんなところからここからは「幸せ列車」の「10年前の独り言」から転載を。

中国の暗雲  NO 2086"   2008-01-07

夜遅くのテレビ番組で中国の水汚染について採り上げられていた。中国人のジャーナリストがあちこちを取材、インターネットの制限を承知しながら発信を続け ていたが、北京や上海で豊な生活をしている人よりも、電話もない山奥で生活をしている人の方が幸せのような気がしてならなかった。

汚染のひどい現実は随分前から新聞でも報道されているが、今日の映像だけでも衝撃の世界。我が国で過去に発生した水俣病やイタイイタイ病のような問題が、もうすでに起きている現状も指摘されていた。

我が日本の国は、古代から生活環境の自然の中に神々を見い出して信仰してきた歴史が続いており、「森羅万象に宿る神々」や「山川草木悉皆成仏」という言葉も存在している。

今や避けられない地球の環境問題にあって、各国の目先の経済利益だけで改善が進まないとはそれこそ神仏に対する冒涜だろうし、自然そのものが何よりの「宝 物」と意識して欲しいもので、私の傾倒する「金子みすゞ」さんが今の時代に生きておられたら、果たしてどんな詩を詠まれただろうかと興味を抱く。

彼女の記念館のある「仙崎」は蒲鉾やちくわの名産地。大漁で祝う漁師達の姿と共に、海底で多くの「お弔い」が行われているだろうという発想や、ふと目にした野の花の存在を彼女にしか表現できないような観点で捉えていたハート、私には、それだけで恋心さえ感じてしまうのである。

これまでの私が担当させていただいた仕事で、お客様の「姓」と「家紋」が一致しているケースが少なくなかったが、その代表的なものと言えば「丸に『十』の字」の島津家の家紋。大阪の島津さんのご自宅に伺った、「ご家紋は?」に「丸に十の字、鹿児島出身です」と言われてビックリしたこともあるし、武田菱の武田さんにも 何度か出会ったこともあり、そんな際にルーツを聞かせていただくことも勉強になるものだ。

武士以外に苗字が許されるようになり、それぞれがそれなりに考えて苗字を付けたようだが、そんな苗字と職業が一致しているということも少なくないもの。

平成25年に第62回神宮式年遷宮が行われるが、その際に使われる「御神木」が平成17年に木曽から運ばれ、それは、伊勢神宮の御神体を納める「御樋代 (みひしろ)」の材料が「御神木」で、木曾の地では厳粛な「御杣始祭(みそまはじめさい)」という神事が行われ、そこから伊勢に向かって運ばれたものであ る。

「杣(そま)」という文字は、材木を切り出す誇りある「樵(きこり)」を称したもので、遷宮に関する木材を切り出す山を「御杣山(みそまやま)」と呼ばれている。

そう多くはないが「寺杣さん」という苗字が全国的にある。我が生野区でも発展を遂げられる建設会社が存在しているが、数年前、先代様のご不幸があって葬儀を担当した際、苗字に「寺」があるところから勝手に仏式だろうと考えていたら、帰社した担当社員から「神式です」と報告があってびっくりし、そこで文献を調べて上記のことを知ったのである。

伝統や文化を大切にするのは人間の大切な使命である。現在の近隣の国々、その文化の継承の崩壊に国家将来の滅亡が見えるような気がする。

今日の写真はシドニー・インターコンチネンタル・ホテルで、旧大蔵省の歴史的建物を活用していたが、部屋からオペラハウスが目の前に見えていた。
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