2017-05-18

振り返って  NO 6985

八戸駅齢を重ねると様々な変化を感じる。これまでずっと避けていた物を食べたくなる不思議なこともある。過日に高松へ行った際に長い商店街の中で目に留まった土産物店に入り、購入して来た「めざし」と「味醂干し」が絶品で、二日間の食卓で楽しんだ。

3年前の秋に招待されて佐賀県の武雄温泉に行ったが、その時に昼食を食べた呼子のイカ専門レストランの近くで「アジの開き」を買って来たが、同行していた広島の人物がお父さんへの土産として持ち帰ったら、お父さんが「これは絶品」と感嘆され、数日後にわざわざ呼子の店まで行かれたという話を聞いたことがある。

美味しい物を食べることは幸せなことである。これまでに何度も書いたことだが、「食べたい」「見たい」「会いたい」「行きたい」の「たい」という欲望は何より終焉を迎えるまでに大切なことで、「動ける内に」「見える内に」と心残りのないような行動を積極的にしなくてはならない。

こんな駄文の列記を続けて来た「独り言」だが、過去のページを開けるとその時のことが瞬時に蘇る。

そんなことから今日も「幸せ列車」で紹介されている「10年前の独り言」から転載を。

そんなに寒いの!  NO 1865   2007-05-17

明け方に大雨が降っていたが、社会が動き出す時間になると止み、ご出棺してからしばらくすると強風が吹き始めた。

まるで台風のような風、「敦賀市で30メートル以上の猛烈な風」とニュースで聞いてびっくり。テント設営をしているような葬儀での恐怖感が過ぎった。

最近、あちこちで予想だにしなかった強風域が過ぎ去った後、竜巻後のような被害が発生しているという出来事が見られるが、日本近海の海水温度が上昇しており、台風の発生率や強風度をアップさせるという発表に相俟って恐怖感を抱いている。

この仕事に従事してから「風」という自然現象が最も怖く、司会を担当するようになってから「風邪」にも脅威を感じている。

今日の葬儀、会葬者の中に懐かしい人物が。数年前まで私の自宅のすぐ近くにおられた方だが、夢だったという畑仕事を目的に故郷である淡路島に行かれ、多くの野菜作りを楽しまれ、その日焼けされたお顔に充実されている現在のお姿が垣間見えた。

ネットで週間天気予報を確認したら、北海道に行っている頃の天気が悪そう。予想気温も5度から15度とあり<嘘っ!>という世界。低気圧という存在もあって飛行機の揺れが心配だ。

仮の話しだが、新大阪6時53分発「のぞみ」82号で9時30分に東京に着き、9時56分発「はやて」13号で12時59分に八戸に到着、そこで1時間ほ ど人に会い、14時15分発「白鳥」15号で17時33分函館着、17時55分発「北斗」19号に乗り換えたら札幌に21時31分に到着する。

この行程で行けばJRを1760キロ利用することになる。丁度12時間を要して目的地に着くが、運賃と特急料金を合算すると飛行機代よりはるかに高額。そう考えると飛行機の方が「得」となるが、嫌いなものを好きになるのは困難である。

臆病とは困ったもの。特急「白鳥」で青函トンネルを走行中に、地震が発生して海水が押し寄せたらどうするのだ!なんて発想までしてしまう。

上記の行程だが、八戸だけではなく、通過する名古屋、東京、仙台をはじめ、函館、室蘭、苫小牧の地でそれぞれ人に会って行くことになれば大変だ。停車時間中にホームで握手だけなんてことも不可能だ。

全国のあちこちに友の存在がある。だからこそ何処へ行くのも楽しいわけだが、出掛けると間違いなくウェストが太くなって帰阪するのでセーブも必要。でも、ちょっとだけ「サッポロビール」を飲みたいなと思っている。

今日の写真は八戸駅だが、上述の行程を逆に帰阪した体験が3年前にある。帰阪してから数日後に入院した思い出があるので忘れられないが、また行けたらと願っている。
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