2016-11-23
あれから半世紀 NO 5038
今日は私の人生にあって忘れられない日。50年前の今日、未明の名神高速道路で大事故を起こしていたのである。故障で放置してあった路肩の乗用車グロリアに後方から衝突したというものだが、推定された走行速度は時速92キロだったというのだからまさに奇跡であり、私がずっと「生かされている」と思うことになった出来事である。
さて、一昨日にアンカレッジからロサンゼルス飛んだ体験をかいたが。それは39年前のことでどうしても夫婦でサンパウロに行かなければならない所用があり、ロサンゼルスからペルーのリマ、リオデジャネイロをへてサンパウロに到着。現地で10日間を過ごしたが、その時に現地でお世話になった日系人につながる人物から、昨日国際郵便物が届いた。
我々夫婦がお世話になった人物の曾孫に当たる人物で、全て「ひらがな」で文章が書かれていた。現在はチェコスロバキアのプラハに在住しているそうで、ボーイフレンドと3月に来日すると書かれてあった。
文章の中にメールのアドレスがあったので、深夜にひらかなの文章で歓迎するからいらっしゃいと返信しておいたが、もう今日に返信が入っていた。
日本から直行便のない所で、直行便があったとしても12時間以上を要する離れた国だが、ネットでプラハという都市を調べてみたら中々興味深い観光地でもあり、また詳しく調べてみようと思っている。
ひらがなの手紙と言えば2年前に行ったオーストラリアの女性とのやり取りを思い出す。日本に留学滞在していた時に我が家で英会話教室を開いていたこともあり、パースに在住する彼女と現地のホテルで会ったら、学校の日本語教育会の会長に就任していたのでびっくりした。
片言の日本語が通じたので何とかなったが、少なくとも英会話がそこそこ可能だったらと後悔する旅行でもあった。言葉が通じないとホテルのチェックインやレストランの利用も大変で、鉄道のチケットを購入するにも大変である。
通訳をしてくれるタブレットが登場しているが、そのやり取りで生まれるコミュニケーションは味気ない気がする。弊社の女性司会者や私の娘は英会話が堪能だが、今からでも勉強しようかと考えさせられるが、来春にやって来る女性の言葉はブラジル人なのでポルトガル語だ。有難うという意味の「オブリガード」しか知らないのだからどうにもならない。
大阪は、今、ホテルの建設ラッシュである。来年にオープン予定のホテルが40軒以上あるそうで、外国人の宿泊を目的としているみたいだが、東京、京都、名古屋、大阪などのホテルの料金が高いと言われ、所謂ビジネスマンが利用する安宿の人気が高いそうだ。
メールで送信すれば瞬時に相手に届く時代。ネットの情報もびっくりする観光情報が掲載されている。そんなところから旅行情報の把握も便利になったが、交友に関する接待は簡単ではない。
我々日本人は、明日は「天ぷら」、明後日は「すき焼き」なんて勝手に押し売り的に進めてしまうことが多いようだが、私がアメリカで接待を受けた時に「あなたは何を望むか。車が必要なら私が運転するし、ディズニーランドでもユニバーサルスタジオでも自由に決めてくれ」と言われ、痕は自由だからと言われたことが印象に残っている。
ユニバーサルスタジオへは同行して貰ったが、ディズニーランドへはホテルからタクシーで夫婦だけで行った。
その時にお世話になった人物はもう亡くなられたが、娘と姪が学生時代に訪米した時にお世話になったことがあったので感謝している。
今日の写真は大阪環状線に登場するという新型車両を。