2017-10-31

函館にて  NO 8014

函館 郷土資料館「特急 スーパー北斗」で苫小牧から洞爺駅まで移動、駅前からホテルまで」タクシーを利用したが、運転手さんがあちこちの観光地の案内や紅葉の名所のことも教えてくれたが、何処かへ立ち寄りませんかというお誘いだった。

疲れ気味だったところからホテルへ直行願うことにしたが、「洞爺へは初めてですか?」と聞かれ、3年前と2年前の同じ季節に「乃の風」を利用したことを話したら、今回に利用するホテルが「それから比べるとクラスが低いですよ」とお節介な言葉を言われた。

確かにそれは事実だったが、温泉好きの友人が「お勧め」と教えてくれたホテルで、特別室をリーズナブルな料金で利用させて貰った。

何処へ行っても北海道は外国人が多いが、千歳空港内、列車内などで目立って多かったのが中国人で、「特急 北斗」「や「特急 スーパー北斗」の車内では日本語、英語、中国語のアナウンスが流れていたし、ホテルの食事処でも中国人の旅行者の会話を耳にした。

予約したプランでは3種類のカニが出されると聞いていたので、カニが苦手な私は数日前にホテル側にその旨をメールでお願いしておいたが、チェックインの時に料理の変更がされていると聞いてホッとした。

いつもマッサージをお願いするが、部屋にマッサージチェアがあったので1時間程座っていた。足や手も対応してくれるので進化にびっくりしたが、リモコンの文字が見えないので照明付きの天眼鏡で確認しながら過ごした。

この天眼鏡は友人からプレゼントされた優れものだが、メイドイン・チャイナであった。

両足の冷えを異常に感じるし、いよいよ知覚障害が酷くなって来ており、歩行するのに気を付けなければならず、その上に目が不自由になりつつあるので躓いて骨折でもすれば最悪である。

夕食は食事処だったが、宿泊の料金プランによって内容が異なっているのがはっきりと分かる。我々のテーブルには網焼きまでセッティングされていたので周囲から見られているような気がした。

次の日にホテルのスタッフに車で洞爺駅まで送って貰ったが、洞爺駅の玄関前には数年前に洞爺で行われたサミット参加国の国旗のモニュメントがあった。

前日に苫小牧駅で「特急 スーパー北斗」を待っていた時、札幌行きの「スーパー北斗」が55分遅れで運転されているとアナウンスが流れていたが、東室蘭駅を出発してから左右に異常に揺れたので恐ろしかった。

洞爺駅から函館に向かう「特急 スーパー北斗」も5分遅となっていたが、函館駅に到着したのは定刻より15分以上遅れていた。

函館駅には過去に何度もお世話になった友人が迎えに来てくれていた。彼女は函館市立の郷土資料館「金森洋物店」の館長で、ハイカラさんの衣装の上に和風のコートを着られていた。

荷物を資料館に預けてタクシーで知られる「蕎麦屋さん」に連れて行って貰って昼食となったが、セットメニューを注文したら冷たい蕎麦と温かい蕎麦の両方が運ばれて来たのでびっくりした。

昼食を済ませてからタクシーで「立待岬」に行ったが、津軽海峡の向かい側に青森の地が見えており、近くにはお墓がいっぱいあってその中に石川啄木の歌碑もあった。

「金森洋物店は函館ベイエリアにある観光スポット金森倉庫群の創始者が外国に出掛けたことがきっかけで始めた店舗だったが、独創的な建築物が歴史に残る「函館大火」で延焼を免れており、その耐火建築の仕掛けが2階に紹介される展示もあった。

ハイカラさん姿の女性が館内の展示物の案内をしてくれるが、我々の案内を担当してくれたのは法被姿の番頭さんと呼ばれる女性で、活舌が素晴らしくて説得力と伝達力の高い言葉遣いが印象に残った。

我々が2階に上がっている時、階下が賑やかになった。地元の小学生達が先生の引率で見学に来ていたからで、函館市内と青森市内の小中学校の生徒の入場料は無料で、我々大人の入場料は100円だった。

スタッフの皆さんはボランティア活動で、資料館では定期的に文化的なイベントも開催されており、参加者が増えるだろうと思っている。

美しい紅葉で知られる公園にも連れて行って貰ったが、管理棟の中から登場された女性にびっくり。数年前に来阪されたことがあり、寺田町駅まで迎えに行ったことがあるので懐かしかった。

今日の写真は「金森洋物館」の外観を。函館ベイエリアにある金森倉庫群の近くに「金森グループ」の会社があり現在も存続されているが、商業者から8代目だと聞いた。
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