朝からヘルパーの女性がやって来て洗濯と片付けをお願いした。昔のスーツやブレザーも処分し、何処かへ引っ越すなら荷物を出来るだけ減らすように進めているが、洗濯機が昔の二層式の古いタイプなのでヘルパーさんの負担が気の毒だ。

ライオンズ倶楽部に所属していた当時の仲間の不動産業者に行った。お勧めの物件として新築の賃貸マンションがあり、自宅のすぐ近くなので興味を抱いたが、ペットが禁止になっているのでどうにもならない。

我が家の猫はもう３０年以上も飼っており、それこそ扶養家族みたいものだが、食事のペットフードだけでは食べないので難しい。「ヤマキ」の「花鰹」のパック入りを掛けて食べさせるのだが、大袋に入った花鰹を試してみたら見向きもしなかった。

郵便物の中に「ジパング倶楽部」の会報誌があった。「京都の祈りと武将の安らぎ」をテーマにした「非公開文化財」の特別公開を特集していたが、今月初めに行った高野山のことを思い出した。

金剛峯寺で車椅子を拝借して若いお坊さんに案内して貰ったが、非公開の部分にも入らせていただき恐縮したが、そこは皇室やＶＩＰ専用の空間だったし、松下幸之助氏が寄贈されたという立派な茶室も印象に残っている。

「ジパング倶楽部」には「泉涌寺」「雲龍院」「新善光寺」「雲鑑寺」「大聖寺」「光照院」「三時知恩寺」「大徳寺」「総見院」「妙心寺」などが紹介されていたが、ふと目に留まった広告ページに興味を抱いた。

それは「賃貸方式でお手軽に快適なシニアライフを温暖な気候の熱海で初めてみませんか」というもので、「中銀ライフケア」の賃貸物件の案内だった。

実費で食事も可能だし、生活支援、健康管理、余暇活動、施設利用、相談助言なども可能だそうだが、「大浴場で癒やしのひとときを」「栄養バランスのとれた食事を「看護師による健康管理」というイメージ写真にも心が動き、小さな文字まで天眼鏡で読んだら、上水道基本料金が月額２６１６円、下水道基本料２８２７円、食事サービス日に３食で月額４０７４０円となっていたが、運営保証金や登録料などが必要で、二人となればかなり高額費用が必要となる。

関東に在住する娘から「関東へ来れば」なんて誘いもあったが、妻は大阪の地を離れようとはしないと思っており、近くに転居して知人や友人の交流も晩年には重要だと考えている。


１００坪の土地に積水ハウスの注文建築を建てている。齢を重ねると階段は避けたくなるし、バリアフリーは基本的な条件となる。

平屋なら横の移動が平面なので楽である。我が家は２階から上には手摺りの設置もなく、猫が走り回る空間と化している。

訪問看護師さんやヘルパーさん達から「もったいないですね」と言われるが、私も１０年前から要支援の対象者なので大変だ。

お世話になっている医院の先生からも「退院後のことを真剣に考えなさい」とアドバイスを受けたが、明日に病院へ行った際に相談スタッフの方に会って教えていただこう。

今日は午後から病院へ行ったら、車椅子に座って昼食後の歯磨きをしていた。廊下を伝い歩き可能となったそうで喜んでいるが、明日から前回入院していたフロアへの病室移動が行われることを知った。

行く度に自動販売機で１００円の水のペットボトル２本を購入して冷蔵庫に入れてくるが、薬の加減か無性に喉が渇くようである。

今日も「がんこ」で昼食を食べた。５日連続なので顔馴染みとなっており、クーポン券を出す前に「デザートも準備しますね」と行ってくれる。「リンゴ」の「タルト」ばかり食べているので飽きてしまうが、明日は果たして何処へ立ち寄ることになるだろうか。

今日の写真はプリンス・グロリアである。斬新なデザインで人気があったが、２０代の頃にグロリアのワゴンに乗っていた時代があり懐かしい。