2018-10-19

想定していなかったこと  NO 8345

ブルードルフィン過日の月曜日、10月15日は私の生涯にあって「障害」ともなるような痛い目に遭った。この日の暁方、フローリングの部屋にビニールのゴミ袋が置かれてあり、暗い中でその上に乗った瞬間に見事に滑って転倒、臀部を強打した途端に目から火花が飛んだようになって腰に激痛が走った。

立ち上がれなくなり圧迫骨折の可能性も考えられ、這って寝具の部屋に入り3時間程横になったが、この日は私が計画した旅行日、友人との待ち合わせもあって困ったことに。

妻に私は参加不可能みたいだから私を除いてと伝えると、そんなことしたら全てが中止になるし誰も行程が分からないから無理と言われ、痛み止めの薬と湿布薬を探して保険証を携行して激痛に耐えながら待ち合わせ場所に行った。

阿部野橋から伊丹空港へ行きいつものカフェで朝食タイム。それそ済ませて「痛み空港か」ANAのカウンターへ。そこでANAカードもクレジットカードも持たずに来ていることが判明。身分証明が必要と言われて写真入りの「ジパング倶楽部」の会員証を提示して搭乗券を貰った。

大嫌いな保安検査を受ける。いつも完治音が鳴るから嫌いなのだがポケットにある全ての金属品を出してゲートを通ると鳴らなかったのでホッとした。

飛行機はプロペラ機のボンバルディア。大丈夫かなと心配するが主翼が邪魔にならないので眼下の景色がよく見える。友人を見たら隣席の人物と航空雑誌の地図を広げて談笑している。1時間半の飛行で定刻に」無事秋田空港に着陸。リムジンバスで秋田駅に向かった。

今回の旅の目的の一つだった「五能線」の「しらかみリゾート」の日本海の景観を目にすることだった。飛行機の遅れが心配だったが余裕で空いた駅に到着して駅弁や飲み物を買ってホームに行くと、丁度4号の「くまげら」が到着、折り返し5号で青森駅まで向かうことになった。

日本海が見えるのは80キロの区間だが、途中の絶景ポイントでは速度を落とすサービスもあるし、千畳敷の海岸駅では15分の停車時間があって並行する道路を横断して海岸に降りられるが、発車3分前に警笛で知らせてくれる。

「ジパング倶楽部」に入会していることが物語るように列車の旅は好きだが、今回は突然の腰痛があるので長時間の座席は最悪。走行速度が遅くて各駅の停車時間の長い列車に泣きたい心情。これで6時間弱も移動して青森駅に着くのだから仕方がないが、途中で3回も進行方向が変わったことにびっくりした。

青森のホテルは何か学会が開催されていたみたいで何処も満室が多く、我々もビジネスホテルとなっており、近くの居酒屋で夕食となった。

ホテルのフロントで確認した「津軽海峡フェリー」の乗り場までのタクシーの所要時間にびっくり。5分か10分だと思っていたのが大きな誤算。25分から30分の余裕をと言われて午前6時半に予約、お陰で宿泊料金に含まれていた朝食をスルーして青森港へ行った。

「津軽海峡フェリー」は午前7時40分発。出港20分前までに手続きをしないと乗船できないので早目に到着したのだが、乗用車やトラックの乗船は多かったみたいだが、早朝出発便なので旅客の利用は少ないようで、我々が予約していたビューシートも空席が目立った。

相変わらず腰痛は酷いが、服用した薬の市況からか半分は寝ていた。航海は3時間40分、
新幹線で青函トンネルを走行する新幹線なら1時間と少しだが、天候に恵まれて凪状態の船旅は快適なものであり、友人からの評価も他かって安堵、「ブルードルフィン号」は定刻に函館港へ接岸した。

今日の写真は「ブルードルフィン号」を。
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