2017-11-12

いつかご一緒に  NO 8026

特急ゆふいんの森 ボックスシート九州旅行へ出掛けられていた二組のご夫妻が帰阪、たくさんのお土産を届けてくださったので恐縮した。

出発される一ヶ月前の頃、近所の喫茶店でアドバイスをしたが、その際に提案したJRの「ジパング倶楽部」にも入会され、全線「2割引き」が適用された。

入会から3回目の利用までは「2割引き」で、4回目から「3割引き」の適用となるが、我々夫婦のように更新をしているとずっと「3割引き」になるので重宝しておりお勧めである。

今回に行かれた中に様々な提案で興味を持たれて利用されたのが観光特急「ゆふいんの森」で、提案した4人のボックス席がよかったと喜ばれていた。

「ゆふいんの森」は何度か利用したが、博多から久留米を経て由布院に向かうものだが、九州北部の豪雨の被害で久大本線の鉄橋が流されて日田付近で不通になっており、現在は博多から小倉を経て日豊本線経由で由布院へ行っているので、新幹線「さくら」で小倉駅乗り換えという提案をしていた。

九州には行きたい温泉が幾つもあるが、あちこちで不通になっているので不便を強いられているが、現地の人達のことを考えたら我々観光客が不満を言うべきではないだろう。

熊本の大地震の影響で阿蘇と肥後大津駅間が不通となっているし、日豊本線も台風18号の被害から佐伯と臼杵間で不通となっている。九州を代表する観光特急である「ななつ星」もそんな事情から運行コースを変えているが、それでもプラチナチケットみたいな状態で入手が極めて難しい。

先月に北海道で「特急 北斗」と「特急 スーパー北斗」を利用して来たが、函館に着いてから気が付いたのが北海道新幹線の利用を考えていなかったことで、今でも心残りとなっている。

現在、我々夫婦は体調を崩して寝込んでいるが、何か食べなければと思って昔のゴルフ仲間がやっている中華料理店に行き、野菜だけの「五目ソバ」を食べて来た。

厨房で調理をしている人達を見ながら思い出したことがあった。それは10年前に大病を患ってリハビリ入院をしていた時に知り合った人物で、彼は有名な中華料理店の厨房で料理人として働いていた。

同じ店に弟さんもいたそうだが、彼が調理をする中でシャモジで味付けをする「塩」の量に驚かれ、異変を感じられたそうだが、その状態で倒れて救急車で病院に搬送されたが、脳内出血で緊急手術を受けて集中治療室に1か月間入っていたというものだった。

手術は成功したのだが、後遺症として出たのが記憶障害で、奥さんや子供さん達が誰か分からない状態が2カ月間続き、奇跡的に回復されたという体験談に驚いたことを憶えている。

脳疾患とは恐ろしいもので、患者仲間の体験談にびっくりしたことがあった。お二人とも高齢の女性だったが、異変を来して救急車搬送されたのだが、お一人の方はMRI検査で対応が早くて後遺症もなく改善されたが、もう一人の方はMRIの検査中に脳出血が拡がり、緊急手術をしても重篤な後遺症に苛まれるようになった。

MRI検査やCT検査の際に「何か異変を感じられたらこの風船を握ってください」とどちらかの掌に握るのだが、その方の場合は異変を訴えようとしてもすでに掌の握る力が麻痺しており、検査撮影が終わった時には出血が拡がってしまっていたという悲劇だった。

もう一方の手に握られていたら助かったかもしれないと考えると「運が悪い」となるだろうが、こんなこともあると知っておくのも病気に対する知識である。

今日の写真は「特急 ゆふいんの森」のボックスシートを。
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