2017-08-27

台風が襲来しないように  ǸО 7056

連続乗車券1深いご仏縁に結ばれる方のお通夜に参列、享年98歳というご高齢だったが、ご遺影が女性らしい可愛さが微笑むもので素晴らしかった。

私はこれまでの人生であまり写真に写っていない。だから今日の故人のようにメモリアルコーナーに掲示される写真もないので寂しいし、若かりし頃に趣味で蒐集した竹竿は通夜や葬儀の場では避けるべき代物であり、展示される物は限られている。

ただ、多くのテレビ番組に出演した収録ビデオがあるので編集すれば何とかなるだろう。

随分昔のことだが、大阪のホテルで無宗教葬儀の研修会が行われた。斬新な祭壇に飾られた遺影は私の写真で、式次第の中で流されたDVDは私自身が死を迎えたシナリオになっていた。

製作を担当してくれたのはメモリアルグループ「苫小牧市民斎場」の社長だったが、映像にテロップが流れる企画が中々のものだった。

さて、ホテルや旅館のHPに誤った情報が放置されたままになっていることも少なくない。過去に信じられないミスから1年後に改めて利用した洞爺湖のホテルが特別室を提供してくれたことがあったが、そこも有珠山に行くロープウェイの営業時間にミスがあり、来室された総支配人に疑問を伝えたら、次の日のチェックアウト時に「間違っていました。早速訂正をいたしまいた」と言われたこともあった。

山口県の歴史ある旅館のHPに「特別室」が「特別質」になっていたので「?」を抱いたこともあったが、これはこれで意味が通じるのではと思った。

北海道の行程を考えながらあちこちのホテルのHPを開けていたら、かなり知られるグループのホテルが、アクセスのページで「25km」を誤って「25m」と表記していたミスが目に留まった。支笏湖にあるリゾートホテルだが、現在まで誰も気付かないようである。

前回の北海道旅行では千歳空港から南千歳駅に行き、「特急 スーパー十勝」でトマムに宿泊。次の日に富良野プリンスホテルに宿泊して苫小牧、函館と宿泊したが、JRの「ジパング倶楽部」を利用してみどりの窓口の駅員さんもびっくりの「連続乗車券」を発券して貰った。

トマム駅で杖を忘れて乗車してしまい、富良野駅で利用したタクシーの運転手さんに大規模ショッピングセンターに回って貰って新しい杖を購入したが、それを次の日に富良野駅に忘れてしまって苫小牧で立ち寄った同業者が購入してくれた出来事があった。

あの時からすると随分と体力がダウンした思いがするが、その時に「これが北海道の最期の旅だな」と覚悟をしていたのに、こうして存命しながらもう一度訪れることが出来るとは心から手を合わせている。

目が不自由なので航空会社の予約ページでも大変である。早割料金を選択して予約すると「変更不可」という条件があるので間違ったら大問題。天眼鏡で拡大した画面の文字を確認しながらエンターボタンを押したが、往路の千歳便、帰路の函館便だけは予約することが出来てホッとした。

昨日の夕食で友人の割烹でご一緒した高齢女性が、随分昔から「ジパング倶楽部」に入会しているそうで、旅の話題で盛り上がったが、7年前にご主人を送られた悲しい体験談も拝聴し、南紀の白浜に出掛けられる時は条件の乗車距離の不足から、利用しない駅まで購入していたと教えてくれた。

稚内、小樽、知床、阿寒湖、美瑛などに行ってみたいが、今回の行程では無理がある。札幌の立ち寄り「スーパー北斗」を利用して函館に向かう途中で何処かの温泉にと考えているが、「借り」がいっぱいある「苫小牧市民斎場」と「室蘭市民斎場」だけはお礼を兼ねて再会したいものである。

今日の写真は2年前に北海道へ行った際の連続乗車券。これは南千歳駅から札幌までのものだったが、通用期間が6日間でトマム、富良野、滝川を経る行程だった。
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