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2004-10-24

有り難う  NO 952


 朝から不可思議な電話がジャンジャン。<?>と会話を耳にしていると、おかしな言葉が次々に。「韓国語」「社交ダンス」「茶道」「華道」など、それらは弊社の多目的ホールを活用したいとおっしゃる有り難い内容。

<何で、集中?>と確認したら、新聞に「講師さん募集」と入れたそう。

 電話を担当していたスタッフによると、社交ダンスの方は「生徒になりたい」とおっしゃられ、「素晴らしい先生を招聘したら、いっぱい生徒が集まる」とのこと。「社交ダンスは目立たないけど、もの凄いブームがある」と力説くださったという。

 12月のスケジュールが一部に公表されているが、コンサートにご参加される方が多いと噂が広まっている。企画担当者に<どうして申し込み形式にしなかったの?>と恐怖感。

 「民謡の夕べ」「ラテンの夕べ」「映画音楽の夕べ」が人気のようだが、そんな一方で昨日に書いた「命について」という講演会のことが心配だ。吉田社長の講演だけは、お一人でも多く拝聴いただきたい。そこで「宣伝しなさい」と命じておいた。

 協会で共有する理念は「愛・癒し・慰め」だが、葬儀の仕事で「命の伝達」というテーマを重視しており、メンバー以外の葬儀社とは全く異なる様々なオリジナルサービスが構築されている。

 そんなサービス提供が話題を呼び、社会歓迎と賛同を頂戴し、メンバー会社が各地でオンリーワン・ベストワン葬儀社として認識されつつあるのが嬉しいこと。

 「命って?」「宗教って?」「悲しみって?」なんて考えていたら、大規模葬儀社みたいに「次の方、ご案内」形式の葬儀は出来ない。すべての方の人生が異なるように、葬儀のあり方も考えたいし、100人100様のプロデュースが私の夢。
 そんな思いが「かたち」となって、メンバーを通じて全国に広まってきている。

 過日に来社された苫小牧市民斎場の沖本社長との会話、互いが頂戴しているお客様からの御礼のお手紙、その数と内容が互いの誇り。

「有り難う」のお客様のお言葉、それは何万種類の異なる意味が込められており、時には怒りを抑え秘められた「有り難う」もあるだろう。

 葬儀社の経営者は、誰より臆病でありたいもの。「故人が悲しんでいる」というお言葉だけは言われないように。とは言うものの、1日に2件の司会が体力的に難しくなってきたことを感じている。

 そんなところで過日に紹介した「mamadiary」の掲示板を訪問したら、私の名前が何度も出てきて気恥ずかしい。ご同業である葬儀の司会者の方達が私を「種」に交流され、何やら責務を感じてしまう。

 <全員、隠れ家に招待申し上げようか?>なんて思いも生まれてきたが、もうすぐ「隠れ家」が閉鎖されてしまう。

 来年1月から「久世塾」の開講を予定しているが、人生黄昏を「命の伝達」に費やすつもり。「mamadiary」の管理人さん、そしてお書き込みくださった皆様、変なオジサンに元気をプレゼントくださって有り難う。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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