2017-04-04

晩節の気配  NO 6026

シンガポール航空 スイート昨日の朝に軽い鼻出血があり、ずっと横になって過ごしたら治まった。あちこちに体調の異変を感じるこの頃だが、大病を患ってからの後遺症と受け入れて生かされて来たのだから納得をしているが、終焉の瞬間を迎える前にしておかなければならないこともあるし、「絶対に再会を果たしたい」という方々を訪問したい。

旅の情報を読んでいたら、北海道を7泊8日全線バスで回るという企画があった。昼食は自由で6回の夕食付で一人「158000円」とあったが、この体調では無理なので諦めた。

数日前、電話があって友人夫妻と会った。私より5歳若い友人だが、奥さんが60歳を迎えた記念にオーストラリア旅行へ行くそうで、3年ほど前に行った私のアドバイスを求められた。

我々夫婦は伊丹から成田へ行って日本航空でシドニーを往復したが、現地到着時にカンタス航空575便でパースへ移動、2泊を過ごしてキャンベラへ飛び、ここでも2泊して列車を利用してシドニーへ戻った。

友人夫妻はシンガポール航空を利用してチャンギ空港で乗り継いでパースへ入るそうだが、美しいスワン川のことや昼食で訪れた喫茶レストランや現地の友人達と夕食を共にした日本料理店のことを話したらメモをしていた。

キャンベラにも行くそうだし、メルボルンやタスマニアにも立ち寄ると聞いて羨ましく思いながら、印象に残った戦争博物館のことも伝えた。

メルボルンもタスマニアには行かなかったので残念だったが、中学生時代に阿倍野の近映大劇場で観た映画「渚にて」の中でメルボルンが印象に残っていたので話したら、奥さんがグレゴリーペックのファンだそうでDVDで観られたと知った。

私は病的な偏食があるので利用しなかったが、シドニーでは二つのお勧めがあったのでアドバイスをした。一つはオペラハウスの近くから出港する「キャプテンクック」の観光船で、ディナーを同時に予約する企画となっており、もう一つはシドニーの中心街にあるレストランで、ここは肉屋さんが経営しており、入り口でお好みの大きさの肉を購入して奥のレストランに備えられたグリルを使ってセルフで焼くというものだった。

「それ、いいな。絶対に行ってみたい」と友人が言ったら、奥さんも「私も賛成。楽しみだわ」と喜ばれていた。

関西からシンガポールまでは7時間弱。シンガポールからパースは5時間と少し。シドニーからシンガポールは8時間以上の飛行時間となるが、この間には総2階建ての超大型機「エアバスA380型機」が就航していることも伝えたら、彼はその事実をすでに調べており、「ビジネスクラスだから2階席だろうな」と言っていた。

シンガポール航空の「A380型機」には個室となるスイート設定があるので垂涎の対象となっている。座席の横にベッドをセッティングしてくれるので寝台列車の飛行機タイプと言えるだろう。

友人は商社勤務の管理職時代は海外出張も多くて航空業界の仕組みには詳しく、全日空とシンガポール航空が同じ系列のマイレージが貯まるので選択したと聞いた。

我々夫婦の場合には日本航空とカンタス航空を利用したが。この2社も同系列なのでマイレージの利用が可能で、帰国後に北海道往復分が無料で利用出来た。

今日の写真はシンガポール航空「A380型機」のスイートを。
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