2016-12-01

脚力アップを目指して  NO 5045

赤目の滝今日は多くの方からメール届いた。それは、この数日の号で触れた女将夫妻が出席した結婚披露宴感想で、今後に大いに参考にさせていただくというような内容もあった。メールをくださった方々に心から手を合わせます。

上述の「小説 女将シリーズ」は「幸せ列車」のHPで毎日更新しているが、毎週「水曜日」に送信しているメールマガジン「まぐまぐブログ」の最新号では「看取りに想う」というタイトルで書いたが、超高齢社会の中で誰もが真剣に考えなければならない問題である。

ちょっと脚力ダウンを感じ始めた。こんな場合は歩くことが大切で、鶴嘴から五十鈴川行の急行で赤目口まで行き、48滝に行ってみようと行動したのだが、駅前のバス停で時刻表を確認したら2時間以上待たなければならない。そこで4キロ程度なら歩けると思って県道を歩き始めた。

この道には忘れられない思い出がある。高校生だった頃、地元の青年会で赤目48滝へハイキングに行くことになり、幹事の人から誘われたので友人達4人で参加することにしたのだが、当日の待ち合わせ場所であった寺田町駅へ行ってびっくり。青年団のメンバーの皆さんは完全な登山装備。それに比べて我々は当時流行していた「IBルック」。これでは無理だと現在のマクドナルドの所にあった喫茶店に入って隠れていた。

「出発するよ」と呼びに来られてバレていたことが判明。「こんな服装でも大丈夫だろうか?」と確認したら「大丈夫」と言われ、環状線鶴橋駅から近鉄大阪線に乗り換えて赤目口駅まで行った。

ハイキングなのでバスを利用することはなく川に沿って歩いたが、土手に数百枚のレコードが無造作に捨てられていた光景をはっきりと憶えている。

青年部の人達は皆さん体力に自信があったよう。帰路は滝のある駐車場から誰が駅に先着するかと走ることになったのだが、私を含む4人は当時はスポーツの現役選手だった。この程度の距離なら毎日走り込んでいる。結果は当然のように我々4人が駅に先着した。

そんな青春時代の思い出話を妻に語りながらの道中だったが、途中で左側に傾いて歩くようになり、腰の左部分に強烈な痛みを感じ始め、何度か休憩しながらやっと売店や茶店のある所まで到着した。

丁度昼時だったので「ヨモギ蕎麦」と「山菜炊き込みご飯」を食べたが、茶店のおばさんが地図をくれてこれから向かう滝の説明をしてくれた。

出発して日帰り風呂の宣伝看板のあるホテルの前を通って行くと、道路を塞ぐような建物がある。そこは関所みたいな所で入場料を二人で800円支払った。

建物の中は両側に水槽がある。中には大小様々な「サンショウウオ」が展示されている。この地は自然の生息地として知られているそうだが、立ち止まることもなく一気に突き抜けた。

そこから川に沿って坂道や階段が続く。途中に欄干も手摺もない橋があって怖かったが何とか渡って予定の滝までは行けた。その地点で全ての滝の3割も行っていなかったが、そこから先の階段を目にすると止めておいた方がと判断。また茶店の方へ戻って来たら、駐車場に三重交通のバスが停まっている。ひょっとしたらと思って乗り込んだらすぐに駅に向かって走り始めた。

往路は歩いて求刑したので1時間半だったが、バスは10分で駅に到着。自動券売機で鶴嘴までを購入したら、ホームに上がると同時に上本町行急行が入って来た。

今日の写真は赤目の滝を。
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