2016-09-13

入院していませんから  NO 4974

中六久し振りに休載したら「また入院?」と心配のメールが届いた。登山中断のことも関係したのだろうが、昨日は北海道や九州から葬儀のプロ達が大阪に集まっていた。

会議が終わってから場所を変えて会食タイムとなったが、神戸の公交社の社長が著した本に私のことが紹介されている事実を知った。

彼は自分のラジオ番組を有しており、びっくりするほどリスナーが多いそうだ。毎回葬儀のことが中心となっているが、表側には見えない業界の裏話も紹介されるので注目されていると思っている。

四国から来ていた女性社長にはまた驚かされた。春に訪問した高知の「おかざき葬儀社」の社長だが、彼女の手作り的な葬儀のありかたについてまた新発見があり、行列の出来る葬儀社の配慮の深さを知った。

北海道から参加していた社長が彼女の会社へ社員の研修に行かせるのでよろしくというやりとりもあったが、昨秋に北海道で彼女の講義を拝聴したことを鮮やかに思い出した。

会食の場で真向かいに彼女が座ったので、「私が死んだらお願い」と頼んでおいたが、この業界の人達が彼女の存在を知ったら明日から仕事をやりたくないようになると想像する。

誰にも真似の出来ないオンリーワンの仕事。そこにプロと呼ばれる価値観があるのだろうが、昨日の会合はそんな人達の集まりだった。

そんな中に懐かしい思い出話も出て来た。十数年前のことだが北海道のニドムのコテージ鷹の巣で葬儀の話ばかりで気が付けば夜が明けていたというもので、あの頃は皆熱かったと盛り上がったが、当時に予測されていたことが現実の世の中になって「その通りになったなあ」と感慨深い言葉もあった。

昨日、韓国で大きな地震があった。また九州や関東でも発生していた。台湾から中国大陸の方へ向かっている台風16号の猛烈な数値に驚きだが、また日本列島を脅かす台風16号が存在しているので気に掛かる。

「幸せ列車」に掲載している短編小説「女将シリーズ」も昨日は休載したが、今日は打ち込んでおいた。

メールマガジン「まぐまぐブログ」の原稿を打ち込まなければならないので、取り急ぎ4本を売り上げて送信しておいた。

目が不自由なので時間を要する。半年前から比べると2倍を要するようになってしまった。全て隻眼なので想像以上に大変である。

ここで昨日の会合で質問された問題について触れておこう。スタッフの研修で最も効果的なテーマはハプニングを発生した時にどのように対応するかということで、「会葬者が倒れた」「お寺さんが到着しない」「祭壇のローソクが消えている」「導師の使用される香炉の火が消えてしまっている」「停電になった」「音響が故障した」など想定することが山ほどある筈で、最悪の想定をすることから学ぶことが多いと知って欲しいものである。

今日の写真は過日に立ち寄ったうなぎ料理で有名な「中六」だが、玄関に「本日終了」という表示があって残念だった。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
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