2018-05-03

日本卓球が頑張っていた  NO 8190

病院食友人夫妻との会話の中に車椅子の話題が出た。過去にお父さんを送られたが、晩年に余儀なくされた車椅子生活を嫌われていたみたいで、何処かへ一緒に出掛けられた際はご本人に車椅子を押すようにして歩かせていたそうだ。

私も車椅子生活だけはなりたくない。そうなれば旅行に行くにしても交通機関の多くの人達に協力を願わなくてはならないし、何より行動範囲が限られて来ることも寂しいものだ。

車椅子を利用した人にしか分からないが、想像以上に不便で怖い物。妻に押して貰って病院内を移動したことを憶えているが、廊下の壁にぶつかったり角を曲がる時に恐怖を感じたことも忘れられない。

脳梗塞で入院していた知人が退院していた。5分間だけ詰まったという病状だったそうだが、手の親指を動かすのにちょっと問題がある後遺症に悩んでいた。

私が救急車で搬送された次の日、友人が卵型の掌で握るリハビリアイテムを持って来てくれ、そのおかげからか数日後に奇跡みたいにおかしかった右手が動くようになった出来事を思い出し、リハビリの重要性を話して来たが、ご本人はリハビリには消極的で奥さんが困っておられた。

ここからは「幸せ列車」の「10年前の独り言」から転載を。

危険な社会の中で  NO 2191   2008-05-02

4月末の日、シーン西館で行われていた葬儀のチェックに。入り口に新人の女性スタッフが立って頑張っており、先輩に教えられたのか、首に巻いたスカーフが春の風のように爽やかに感じた。

彼女は、お寺様から預かった外車のキーを手にしていた。やがて到着するハイヤーやマイクロバスの運転手さんに頼んで移動して貰うとのことだったが、後で運転を担当してくれた人物から「お寺さんは、随分と背の高い方でしょう!?」と質問があった。

確かに180センチ以上というお方だが、「シートが後方過ぎてペダルに足が届かず、そのままで運転したので大変でした」と苦労話を教えてくれ、シートの移動をすればよかったのにと返すと「その方法が分からなかったのです」と恥ずかしそうに苦笑の表情を。

葬儀式の途中で司会担当の女性スタッフに任せ、そのままシーン本館へ急ぎ、開式の少し前に到着。地域の役員さん達を挨拶を交わしていると、その中のお一人が私を見て何かを思い出されたようで駐車場の方へ飛び出て行かれた。

しばらくすると戻られ、「これ、お願いできないかな?」と新聞を差し出された。

それは、大阪市の団体がお年寄り向けに発行されている新聞で、俳句や川柳のページがあり、昨年末の号に故人の作品が掲載されているものだった。

司会は男性スタッフが担当していたが、それについては開式5分前に私が担当。結びに新聞は地域の役員さんがご持参くださったものとコメントしておいた。

さて、5月1日の昼「みのもんた」氏の番組に知人がゲストとして出演していた。写真や映像処理に関する専門企業として躍進する会社の社長だが、パソコンをスタジオに持ち込まれ、顔のシワを修正するような技術を実演されていた。

随分と前からインターネット回線を通じて全国的に営業展開をされており、弊社とも取引関係があるが、7年ほど前にその会社を訪問した経緯もあり、その時に 社内で行われているという技術コンテストの結果を拝見して驚嘆した思い出もあるし、その後、東京からの新幹線で同じ車両内で遇った出来事もあった。

コンテストというのは、ひどく古びた写真を誰が最も美しく修整できるかを競う内容だったが、挑戦されたスタッフの技術の個人差が歴然如実に物語られている現実に驚いたものである。

パソコンの進化により様々な画像修正が可能になり、セピアからカラーにということも出来るようになったが、今日の番組内では、個人がパソコン内に大切に保管されている写真が一瞬にして消えてしまう問題もあり、それらを保管してくれるところがいっぱいあることも紹介していたし、子供の成長記録や旅行写真など を編集したプライベート「写真ブック」の制作が簡単に出来ることも説明されていた。

それにしても異常な気象である。フェーン現象だそう だが北海道で30度以上を記録したことにはびっくりだし、過日に書いた「桜島爆発の夢」以後に南西諸島、北海道、千葉県などで震度4の地震が発生していることも不気味。年金、道路、高齢者保険など問題山積みの国政だが、災害対策もしっかりと取り組んで欲しいものである。

一方で「硫化水素」を使用した自殺が問題になっている。ニュースを知られた際に「流行してしまうのでは!」と思われた方が多かっただろうが、案の定、全国的に広がってしまった。

夕方のニュースでも報じていたが、「楽に死ねて、綺麗な遺体」なんて全くのデタラメ。キャスターからご遺族が「苦しんだという表情がありありと」という内容もあったし、緑色の変色したご遺体の様子を放映していたのを観て、警察庁など関係省庁の並々ならぬ行動が起きていることも感じた。

何より「周囲を巻き込む」危険性が大問題。助けに入った人が一瞬にして倒れる毒性があるし、近隣にまで及ぶ恐ろしさを考えれば社会全体の緊急課題である。

今日の写真は忘れられない病院食を。米粒の入っていない重湯と具が一切入っていない味噌汁だったが、この時に出ていた紙パックのリンゴジュースが印象に残り、退院後にずっと購入していたこともあった。
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