2020-09-04
逸れてくれ NO 8638
台風10号の勢力が予想通りに発達しており、進路にある地域の人達は恐怖感を抱かれているだろうと想像する。
最大瞬間風速85メートルというのだから衝撃的だが、ニュースの中に熊本県や長崎県では非難目的でホテルや旅館を予約する人が多いそうで、大阪にいる私も何処かのホテルへ避難したいと思っている。
自宅のバスルームで入浴し、ふとタオルを見たら熊本県玉名温泉の司ロイヤルホテルの名前が。昨年に真言宗の九州地区の研修会で行った会場だった。
脱衣場でふと手にした乾いたタオルを見ると、雲仙宮崎旅館の名前と電話番号があり、玉名温泉の前日に宿泊した際の物だった。
耐震を目的とした大工事で休業となっているが、リニューアル・オープンになったら絶対に行きたく、次回は3回目の利用となる。
1回目は熊本在住の友人夫妻と昼食を共にし、熊本新港まで送って貰い、高速船で島原へ渡ってタクシーを利用したが、2回目の時は長崎空港から時津港へ渡り、タクシーで長崎駅へ移動し、昼食を終えてから旅館の送迎バスを利用した。
宮崎旅館の送迎バスは、諫早駅を経て旅館まで2時間を要するが、無料というのが有り難く、立派な露天風呂のある貸切料金も無料だったのでびっくりした。
熊本には多くの友人や親戚があるので台風の接近を心配しているが、友人の同業者の式場のすぐ側が有明海なので気になっている。
過去の豪雨の際、玉名温泉の近くを流れる菊池川もかなり危険だったことを知ったが、あちこちのダムをあらかじめ放流する対策を講じているニュースもあった。
我が家が大被害を被った一昨年の台風21号だが、最大瞬間風速58メートルを観測したそうで、揺れる家の中で聞こえた吹き荒れる暴風の凄まじい音の恐怖は今でもはっきりと憶えており、二度と体験したくない出来事だった。
修繕と全塗装のために大規模な足場を組んで大工事になったが、この間にずっと前から企画していた北海道旅行へ行っていた。
秋田空港から秋田駅に移動し、日本海側を走る五能線の観光列車で5時間を要して青森に行き、次の日の早朝の津軽海峡フェリーで函館に渡り、「特急スーパー北斗」で長万部で普通列車に乗り換え、ニセコの「温泉旅館紅葉音(あかばね)」を利用し、次の日に北海道の友人達と観光をし、登別温泉で過ごしたことも懐かしいが、この一連のことに触れたこの「独り言」で不思議なことがあった。
それはその旅行について触れた中で、「地震が気になって仕方がない」と書いたら、発信した数時間後に大きな地震が発生したからで、「予見した」なんて言われたことも憶えている。
今日も午前9時過ぎに福井県で震度5弱の地震が発生していたが、台風や地震などの自然現象に我々人間が無力であることを認識し、自然に対して畏怖をすべきだと考えたい。
今日の写真は休載。