2018-07-24

全英を彷彿させるコース  NO 8265

神戸ゴルフ倶楽部 11番ホール全国的に酷暑の中、北海道の知床では最低気温が10度を記録、ストーブも必要というニュースにびっくりした。

日本列島の南北も狭い様で広く、沖縄と北海道で気温が異なるのを理解しながら、太平洋で発生するかもしれない台風のことが気に掛かる。

さて、前号で触れた「神戸ゴルフ倶楽部」でラウンドするのは簡単ではなく、紹介者が限られるという難関があった。

ある日、私の事務所に友人が来社。彼が六甲山の頂上にある名門ホテルと特別な取引関係が結ばれたと嬉しそうに話し、「ゴルフに行かないか?」と誘われた。

20年以上していなかったそうだが、「神戸ゴルフ倶楽部」の存在のことは知っており、私ならと誘ってくれたものである。

数日後に行く約束をして現地で待ち合わせをした。神戸方面へ向かった阪神高速道路の最寄りインターで降り、六甲の頂上へ向かって坂道を走行していくと、やっと平坦な頂上付近に到着したと感じたら、ゴルフ場への小さな矢印が目に留まり、その方向へ入って行った。

瓦屋根の建物があり、10台そこそこしか駐車出来ないスペースがあり、そこがゴルフ場の駐車場だった。

瓦屋根の建物がクラブハウスだったが。彼と奥さんは先に到着しており、同伴した妻と挨拶を交わした。

ロッカーは針金のハンガーが一本ぶら下がっていたが、高さが低いので上着を掛けても下部に触れてしまう。クラブはターを含めて8本に制限され、選択した物を細目の専用キャリーバッグに入れ替える。

キャディーさんは大学生のアルバイトで、一人でツーバッグを担当するので二人の帯同キャディーが世話をしてくれた。

長いロングホールもあるし、考えられない「パー3」もあったが、モーニングタイムを過ごしたレストランには昔の写真が掲示されており。篭でゴルフ場へ通っていた外国人の姿にびっくりしたのを憶えている。

我々の世話を担当してくれたキャディーさんと気が合い、その後は彼を通してエントリー可能と言うラッキーなことになり、その後に近所の人達二組で出掛けることになった。

最も高齢の人物は当時に還暦を迎えていたが、「神戸ゴルフ倶楽部」をラウンドすることが夢だったそうで、信じられない程喜ばれた。

前日、喫茶店に集まって難しいコースについて説明し、衝撃を受けるかもと恐怖感を与えておいた。

当日、倶楽部のレストランでモーニングタイムを過ごしたが、マネージャーらしき人物が私の席に来られて「本日は6組のお客様が来場されています。インコースからならすぐにスタート可能ですが」と伝えられたが、私はインコーススタートがこのゴルフ倶楽部らしい強烈なイメージを受けると思っていたので「インコースからお願いします」と返した。

ゴルフコースはアウトとインに分かれているが、クラブハウスの近くのアウトコースからスタートして9番ホールに戻って来るのが普通だが、この神戸ゴルフ倶楽部は10番ホールでクラブハウスに戻って来るようになっており、インコースは11番からとなっていた。

そしてスタートとなる11番のティーグランドへ行った。そこは「パー3」だったがグリーンは全く見えず、前に小山があって頂上にポールが立っており、キャディーさんが「今日はポールの左1メートルをも目標に」と教えてくれ、皆が唖然としたのは言うまでもなかった。

今日の写真は神戸ゴルフ倶楽部11番ホールの「パー3」の小山のポールである。
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