2018-03-11

忘れないように  NO 8140

平山温泉 湯の蔵東日本大震災から7年を迎えた。改めて犠牲になられた方々に手を合わせ、生活環境が著しく変わってしまった方々のことを心配し、大地震が発生しないことを願ってしまう。

あの地震の日、大阪でもかなり大きな揺れを感じ、立ち寄った食堂のテレビで震源地のことを知ったが、その後に大津波が襲来するとは予想もしなかった。

数日前のNHKテレビの番組で「河川津波」の恐ろしさについて特集していたが、それは衝撃的な現実で、河川を猛スピードで遡って来ることを知ることになった。

数年前から指摘されている南海トラフの大地震問題だが、もしも発生したら大津波が大阪湾に2時間弱で到達すると言われているが、それがあちこちの河川を遡って予想もしなかったところまで襲来する恐怖に驚いた。

福島原発の問題も大変な中、国会の混乱振りには辟易する。平気で嘘を付く政治家や官僚の存在に衝撃を受けた。

こんな人達が自然の大災害にどのように対応してくれるかは期待出来ないよう。「自身」の保身ばかり考えて「地震」のことなど考えていないようだ。

我が国は世界的に知られる火山列島であり、地震の発生数も多いのは当たり前。気象庁のHPの地震のページを開いたら身体が感じない地震がどれほど多いかびっくりする。そんな中、今年に入ってから突然噴火した草津の白根山のこともあるし、新燃岳の噴火も心配である。

随分前から富士山の噴火の懸念が指摘されているが、もしもそんなことになれば想像を絶する出来事になってしまう。古い文献に掲載されていた地震学者の研究結果に驚いたことがあった。古来に大噴火をした阿蘇山の火砕流が海を越えて山口県に届いていたというもので、同じエベルの噴火があれば10分で九州全域が壊滅するというのだから恐ろしい。

阿蘇の周辺に知人や親戚の存在があるが、噴火のことを想像すると恐怖感に包まれてしまう。阿蘇高原ホテル、阿蘇プリンスホテル、大津カントリー倶楽部、やまなみカントリー倶楽部などで何度かゴルフをしたことがあるが、ターフの跡に黒い土が見えていたことを思い出す。

内牧温泉、黒川温泉、法泉寺温泉、杖立温泉、菊池高原などの温泉にも何度か行ったが、噴火のことなど全く考えていなかったが、熊本の大地震以降はずっと心配している。

昨日に朝風呂に入ったが、ふとタオルを見ると「平山温泉」の「湯の蔵」の名前があった。そこは私のお気に入りの一つだが、山鹿温泉の奥座敷と呼ばれ、「とろ~り」としている泉質から人気が高まり、最近は予約が難しいことを知った。

今度行くと4回目となるが、温泉は火山の恩恵だと言われており、地下のメカニズムを考えると複雑な思いも抱いてしまう。

過日に有馬温泉に行ったが、あの「金泉」の湧出が火山もないのにどうしてと不思議な思いを抱きながら温まって来た。

ブラタモリの番組で有馬温泉が採り上げてiいたが、源泉から各宿泊施設へ送られる湯の配管が4日毎に交換され、その原因が泉質の影響でパイプが詰まって来ると解説されていて驚いた。

昔から高血圧症状のある私は血管を原因とする大病を2回も患っている。薬を服用し、定期的に血液検査を受け、CTやMRI検査も受けており、適度な運動が不可欠と指導されて毎日散歩をしているが、元気な頃の半分の歩行速度にダウンした現実は寂しい限りだ。

有馬温泉で体重測定をしたら「6キロ減」でびっくりしたが、昨日に医院の体重計で計測したら「4キロ減」で、有馬温泉の体重計が誤作動状態にあったようだが、それでも減量している事実があるので気を付けよう。

今日の写真は平山温泉「湯の蔵」の駐車場から撮影したもの。
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