2019-07-24

歴史の中で  NO 8533

スーパー北斗の車内でポストの中に葬儀社の広告チラシのポスティングがあった。葬儀という仕事でポスティングをするとはびっくりだが、一連の恥ずかしい問題が広まり、「今がチャンスだ!」と考えての行動と想像され、他社のポスティングも増えている。

何度か書いたが、深いご仏縁のある松山市の葬儀社はチラシ広告も一切しない姿勢を頑なに継承しており、それは創業者の「葬儀社は物を売るスーパーではないのでチラシ広告はするな」という立派な企業理念だった。

何度か行政指導を受けた大手スーパーが始めた葬儀社があるのでネット広告も派手になったが、何でも価格が安いという発想には抵抗感を覚え、人が大切な人を送るという人間本来の「心」を大切にしたいと伝えたい。

前号で触れた病院の名誉院長の葬儀を担当した歴史がある。それは奥様が私を指名くださったご縁からだったが、その半年前、ある大規模な合同葬を私が担当し、3名の弔辞のBGMを持ち込んだハモンドオルガンで私が演奏行い、司会者が自ら演奏していることに驚かれたことがきっかけとなった。

葬儀の当日、私は生憎と東京で講演の予定があって別の司会者とエレクトーン奏者で進めさせたが、今でも申し訳なかったと心に残っている。

さて、来月の北海道行きだが、札幌市内のホテルを予約し、函館の友人と札幌の友人へメールで知らせておいたが、帰路に苫小牧に立ち寄ってから千歳空港へ行く予定もあり、苫小牧の友人にも明日にメールで知らせようと思っている。

昨年の秋に青森、ニセコ、登別温泉と宿泊したが、そのやりとりのメールを終えてからこの「独り言」を発信したのだが、どうも北海道の地震が気になって仕方がない」と書いたら、日付が変わった深夜に大きな地震が発生していたことを朝のニュースで知って驚愕した。

まるで地震を予知したみたいな不思議な出来事だったが、無性に気になって仕方がなかった心情を書いたことが偶然につながったということになるが、私の人生に忘れられない出来事の一つとなっている。

今日届いた郵送物の中にJRの「ジパング倶楽部」会報誌9月号が入っていた。今号の特集は奇しくも「星空と温泉で和む ニセコ旅」となっており、室蘭や苫小牧の友人達が車で案内してくれた観光地が掲載されていて懐かしかった。

明日に「特急スーパー北斗」のチケットを購入する予定だが、会報誌の特集の中に「特急ニセコ」の期間限定運転があることを知ったが、残念ながら日程が合わなかったので残念だった。

「特急ニセコ」は昔の「特急北斗」で使用されていた列車を使用し、函館から長万部、ニセコ、倶知安を経て小樽回りで札幌に行く路線で、ニセコと倶知安の間で地元の特産品が車内販売される企画もあって利用したいが、「山線」と称されていた函館本線も今回は縁がなかったと諦めよう。

利用する「スーパー北斗」は内浦湾(噴火湾)に沿って東室蘭、苫小牧を経て札幌に入るが、昔から比較すると40分ほど所要時間が長くなっており、数年前に多発したエンジン火災の影響から本数を激減させて不便となり、最高速度も抑えているので仕方がないが、内浦湾の景色の中に見える「駒ヶ岳」は絶景で、今回も撮影する予定である。

ニセコの高橋牧場は「ミルク工房」が有名だが、ネットで調べていた情報だったのに、友人が連れて行ってくれて美味しいソフトクリームを食べたことを思い出す。

我々が宿泊利用した旅館「紅葉音(あかばね)」はニセコアンヌプリの知覚だったが、100メートル手前ぐらいから硫黄の香りが漂っており、指輪は外して入浴するような案内があった。
「まつかり温泉」「五色温泉」なども知られるが、女性に人気の高い「泥風呂」があるが、旅館の部屋の露天風呂にも硫黄の泥が溜まっており、それだけで何か効能があるような感じがした。

今日の写真は「スーパー北斗」の車内で撮影した1枚を。
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