2013-10-24

大混乱の予想  NO 3439


 阿倍野に完成しつつある高層ビル「ハルカス」の、春の正式オープンの日程が発表されたが、私の誕生日と同じだった。

  ホテルも外資系のマリオットが入るようだが、シングルルームの設定はなく、よくある高級ホテルの定員2人の部屋を一人で利用するタイプのようで、東京都内 のホテルと比較したら高くないが、大阪市内と限定すればかなり高額となり、果たして客室稼働率がどんなことになるか興味を抱いている。

 300メートルという超高層の建物。最上部のフロアは入場券が必要のようで、高所恐怖症の私には絶対に無理。

 阪急阪神ホテルズグループのトップの謝罪会見が行われていた。返金を求める電話の殺到が続いているようだが、そんな中で、なぜ自主的に表面化させたのだろうかと疑問視される問題も騒がしい。

 様々な憶測が流れており、何れその事情も知られると想像するが、今回の「収束」は簡単ではなく「終息」への道は大変な苦労があるだろう。

 NHKのニュースを観ていたら、飲酒運転で被害者になってしまった小学生のお父さんの悲しい体験話があった。加害者は高齢者だが常習的に飲酒運転を繰り返していたと供述しており、まだ飲酒運転をする人がいるのだと腹立たしい思いがした。

 昨日の落し物を届けた出来事だが、多くの方々からメールや電話を頂戴し、権利放棄をしたのは「らしい」と評価されたが、相手のことを考え、もしも自分だったらと想定すれば自ずからそんな答えが出る筈で、慮ると言う言葉を大切にしたいと考えている。

「幸せ列車」のコラムでは過日に利用したJR「ジパング倶楽部」について触れたが、東京を往復すれば年会費分以上が割引されるのだから有り難い制度。我々団塊世代には何より歓迎される企画だと継続を願っている。

 上述のホテルの「食材」事件の「贖罪」問題だが、昨日の「会長のコラム」で書いたように、ホテル側が「返金する」という対応はシナリオとしては最悪で、お金で解決しようとするホテル側の愚かな姿勢に衝撃を感じた。

 数年間に亘って繰り返されて来た問題らしいが、一気に崩れ去ったブランドの再生は簡単ではなく、「返金」を打ち出した経営者達の発想の拙さは取り返しの付かない混乱を招く愚行であると指摘されるだろう。

 世の中に「貧すれば鈍する」という言葉があるが、貧しい心が事件を生み、今回の対応は、それをもっと貧しくさせてしまったような気がしてならない出来事である。

久世栄三郎の独り言(携帯版)
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