2015-06-26
英断だった前倒し NO 4232
http://happy-train/net/昔、我が家で英会話教室が行われていた。もちろん会場を提供していただけだが、カナダ、アメリカ、イギリス、オーストラリアの若い人達が日本の学校に留学し、その中で英会話教室を開催していた。
彼らは片言の日本語が可能だった。何度か食事に連れて行ったこともあったが、私が英語で会話をすることはなかった。
そんな人達が学校生活を終えてそれぞれの地へ帰国した。やがて結婚することになってカナダやオーストラリアから招待状が届いたが、飛行機嫌いの私は遠慮。親しく交流していた妻だけが出席していた。
その学生達の中の2人の女性と約束したことがあった。私が70歳になったらオーストラリアに行くというもので、その覚悟だけしていたら6年前に大病を患って後遺症に悩まされる身体になった。
年々体力が弱って来るのが分かる。これでは70歳まで生きていることも無理と思い出して前倒し、思い切って嫌いな飛行機に搭乗しようと行動したのは昨年の今日だった。それは満年齢67歳だったので3年早く行ったことになるが、今なら絶対に無理なのでよくぞ決断実行したものでそれこそ英断だったと思っている。
パースで再会を果たした彼女は西オーストラリア州の日本語教育会の会長として活躍され、学校で日本語を教えているという別の女性も500キロも離れたところから車でやって来てくれたので嬉しかった。
持参する土産で悩んだが、子供の存在があることを知って木製のパズルで知られる「The T」が想像以上に喜ばれ、帰国してから子供達の写真が添付されたメールが届いた。
外国へ行かれる方が土産として持参するならこの「The T」や「けん玉」が喜ばれるだろう。パズルやゲームは万国共通する存在となるが、IT社会になってもこれだけはいつまでも残るような名品となると確信している。
昨日に友人がまた「山桃」を届けてくれた。一方で地方から宅配便が届いたので開けたら、特産品の大きなメロンが入っており、食べ頃が月末という添え書きがあった。
全国各地から様々な物が届く。何と有り難いことだろうかと手を合わせているが、この世に存命中に何とかお礼の行脚をしなければと考え、歩ける内に行かなければどうにもならないので行動しなければと焦っている。
もう外国に行く気力はないが、国内なら足の冷えを一時的に楽にしてくれる温泉の存在があるので行きたいものだ。飛行機嫌いがJRの「ジパング倶楽部」の入会のきっかけとなった。更新しているので最初から3割引きで、「乗車券」「特急券」「グリーン券」の全てに適用可能なので有り難いが、「のぞみ」と「みずほ」は適用外となっている。
東へ行くなら「ひかり」で、西に行くなら「さくら」に限定されるが東京や博多へ行かれるなら入会されるだけで元以上に得となるのでお勧めである。確か男性65歳以上、女性60歳以上という条件があるが、最近に登場している「おとなび」なら更にグローバルで得なシステムになっているのでネットで検索を。
土産で大好評となった「The T」を。