2014-09-01

旅のアドバイス  NO 3944


前号で「蚊」について触れたが、デング熱の国内感染が増えているので本当に要注意である。

東京オリンピックに備えて様々な取り組みが進んでいる。外国人を迎える企画も次々に打ち出されて話題を呼んでいる。

JR の関西空港駅にも外国人向けの「みどりの窓口」がオープンしているし、日本航空の子会社だった台湾の旅行会社の株をJR東日本に譲渡、台湾からの乗客を東 北へ迎えたいという共同企画も発表されていたが、大手旅行会社として知られる「HIS」がANAと提携して外国人向けの旅行会社を立ち上げたニュースも あった。

観光地として京都の人気が高いが、伝統ある「おもてなし」の心が感銘を受けるみたいで、歴史的建造物だけではない背景が注目されている。

前々号で書いたようにJRの「ジパング倶楽部」に入会しているので様々な情報誌が届くが、中には信じられない価格の旅行企画があるので正規に交通費を支払ってホテルを予約することが馬鹿馬鹿しくなるし、どんな仕掛けでこうなるのだろうと疑問を抱くことも多い。

JTB、日本旅行、クラブツーリズムのパンフレットが郵送されて来るが、過去に行ったことを思い出して後悔したことが何度もあった。

「みずほ」が登場してからしばらくした頃、九州の親戚で不幸があって葬儀当日に日帰りしたが、「みずほ」と「さくら」を利用して帰宅したら夕刊の広告に信じられない旅行企画が掲載されていて衝撃を受けたことが忘れられない。

往復に掛かったJRの交通費と同額で、雲仙と黒川温泉の2泊3日の企画を目にしたからだが、この時もどんな仕掛けになっているのだろうかと不思議に思った。

友人夫妻が北海道3泊4日往復飛行機で「39800円」というツアーに参加して来たが、宿泊した旅館やホテルの食事も良かったと話していた。

早割でなければ札幌までの片道料金でそんなツアーが組まれるのも驚きだが、別の友人が宮崎の1泊2日のツーラウンドのゴルフツアーで3万円弱だったという話を耳にして驚いたこともあった。

「フルムーン」や「トクトクきっぷ」などもあるが、秋の旅行を計画されているならまずは情報誌や時刻表を入手されるべきとアドバイス申し上げる。

今日の写真は山口県の湯田温泉「松田屋」の維新の湯。ここは幕末の勤皇の志士達がよく利用していた歴史があり、九州出張の帰路に何度か立ち寄ったことがある。
久世栄三郎の独り言(携帯版)
携帯で下のQRコードをスキャンするか
 または
携帯に下のURLを直接入力します。
URL http://m.hitorigoto.net