2013-12-08

号 外


毎日3本のコラムと週一のまぐまぐブログの更新を続けて来たが、前号で休載状態になり、多くの人達からメールを頂戴して恐縮している。

先週の土曜日、それぞれの原稿を打ち上げてから発信せずに銭湯へ行ったが、腹部の異変を感じながら入浴していたら悪寒や吐き気につながり、尋常でないことを察して帰宅。

予 想外の急病は、どうして土曜や日曜日と休診日に起きるのだろうかと思いながら我慢をしていたが、どうにもならない症状から医院の先生の携帯電話に連絡。前 に処方されていた鎮痛剤を服用。横になっていたら先生から電話が。他府県に出掛けられているそうで大凡の症状を伝え、それから考えられる幾つかの病気を予 想いただき、消去法で進めて行くと8月に入院したケースと似ていることが判明した。

鎮痛剤のお蔭で何とか耐えられることになったが、月曜日の朝までの時間が随分と長く感じられたのは言うまでもない。

朝から採血、すぐに分析手配の結果、やはり夏に入院した同じ疾病だと判明。しかし、赤十字病院、警察病院、NTT病院全てが満床状態だそうで、「何処かを探します」ということで入院準備をして自宅待機をしていた。

紹介状を届けてくださったのは外が暗くなった頃。荷物を持参してタクシーで紹介いただいた病院に向かった。

それからずっと絶食で点滴を受けながら今日に至っているが、先月の北海道講演から東北旅行で恩恵を受けた「ジパング倶楽部」にゆかりあるJR系列の病院にお世話になっているのだから不思議なえにしである。

過去に「命ある限り」「この世を出立する瞬間まで」なんて「独り言」を発信すると書いたが、微熱と痛みによってそれらが抑制されてしまうことを初めて体感することになった。

前回入院の赤十字病院は北側を走る近鉄線の騒音が気になったが、この病院の騒音対策は完璧。前を通る幹線道路の車の音も一切聞こえないので大歓迎だ。

症状を感じ出した日にご近所の方のご不幸があり、お通夜も葬儀にも参列出来なかったので申し訳ない思い。また、入院当日の朝に深いご仏縁のある方のご訃報を知り、病室で手を合わせた。

この方のご親戚のお葬式を担当させていただいた時、お身内の中に私の中学校2年生の時の担任の先生がおられてびっくりし、その後、そのご縁から遠方でお葬式を何度か担当。それから数年後に先生ご自身がご逝去され、奥様からご生前に遺言があったと伺ったことを記憶している。

さて、血液検査による数値は落ち着いたのだが、微熱と痛みが治まらない。炎症所見から明日に転院することになった。

昔から血管が出難いので採血や点滴に際し看護師さん達を悩ませているが、患者側としても痛い思いが伴うので大変である。

過日に「幸せ列車」の管理人さんが来てくださり「各駅停車」のコラムをしばらく休載すること書いておきますと仰っていただいたが、心配くださるメールもあるそうで恐縮した。

そんなところから、取り敢えず、この世に存命していることだけをお知らせ申し上げ「号外」の発信といたします。メールをくださった方々に手をわせます。
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