2015-07-24

ユースホステル  NO 4259

薬師寺 東塔



シーンの「会長のコラム」を更新。この「独り言」やフィクション「女将シリーズ」を始めた「幸せ列車」のアドレスを掲載し、リンク可能としておいた。

さて、また台風が接近中。知人が週末から予定していた沖縄への家族旅行をキャンセルしたと言っていた。知人や友人で台風に遭遇して那覇空港で一夜を過ごした体験話を聞いたこともあるが、台風とはどうにもならない存在である。

友人が沖縄のホテルに滞在中に強い台風に遭遇し、ホテルスタッフから「窓のカーテンを閉めておいてください」と言われて恐怖感を抱いたと言っていた。

沖縄と言えば思い出すことがある。初めて行ったのはアメリカが統治していた頃で、昭和38年8月のことだったが、宿泊に利用したのがユースホステルで、入会金を支払って会員になってから出発したことを憶えている。

確か難波の大阪球場の近くにあった事務所に手続きに行ったと記憶しているが、ホテルに比較すると格安で利用で来たので学生のメンバーも多かった筈である。

数日前の記事でそんなユースホステルが施設も会員も激減しているというニュースがあった。低価格のビジネスホテルの登場や施設の老朽化も原因のようだが、何か寂しい思いがする記事だった。

沖縄へ行ったのは4人だったが、6畳一間の畳の部屋で、隣の部屋をアメリカ人が利用していたことを憶えている。

生まれて初めてコーラを飲んだのもその時だったが、薬のような感じがして驚いたことをはっきりと憶えている。

数日前、友人と話した際に懐かしいことが話題になった。彼が東京に勤務していた時、親孝行でお母さんを招待して上京させた時、一流ホテルの展望喫茶でジュースを飲ませたら700円だったことから「贅沢だ。どうなってこんなに高いの?」と叱られたそうだ。

当時、お母さんの楽しみは「渡辺のジュースの素」で、テレビのCMはエノケンの愛称で知られる「榎本健一さん」が起用され、一袋「5円」だったからだった。

そのお母さんの葬儀を担当した際、大好物だったという「氷砂糖」を祭壇にお供えされていたことが印象に残っている。

前にも書いたが、このお母さんの日課の朝のお念仏に感銘を受けた。5時頃に起床され、「今日も目覚めさせていただいて有り難うございます。子供達がそれぞれ立派な仕事をして、お客様に喜んでいただけますように」と手を合わせてからラジオのニュースを聞かれるというものだった。

子供さん達が多かったので親戚の人数もびっくりだったが、ゆっくりと進めたくて1時間半の葬儀の式次第を組み、14分のナレーションを男女バージョンで創作し、後日に依頼されてスタジオで改めて収録することになったことが忘れられない。

深いご仏縁に結ばれる広島のブログ「ピピの日記」を訪問したら、名言の紹介があったので書いておこう。

『努力して結果が出ると自信になる』  『努力せずに結果が出ると傲慢になる』
『努力せず結果も出ないと後悔が残る』 『努力して結果が出ないと経験が残る』

今日の写真は「食堂(じきどう)」の再建を進める奈良薬師寺の一枚。桜の花があるように、今春に撮影したものである。
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