2017-10-19
後遺症の不思議 NO 8007
大病を患った後遺症に左半身の温覚、痛覚麻痺というのがあった。熱いや冷たいが分からないので大変で、銭湯や温泉の大浴場では湯と水のレバーを左手で行い、低温の確認は右手という問題があった。
湯船に入ったら左半身は水風呂に感じるのだから最悪だったが、メリットは痛みを感じないところから医院や病院での採血や注射を左腕にして貰っていたのだが、数年前に絶食を強いられる病気で入院した際に点滴を左腕にと頼んだら、漏れた際に感覚が伝わらないので右腕にと決められ、段々と打てる血管の位置が少なくなって右手の甲にまで刺されたので痛かった。
そんな困った感覚だが、2年前頃から戻って来たみたいで、予防接種の針を左腕にされたら「チクッ」とする痛みを感じるようになったし、湯船に入っても水風呂の感が薄らいで来ていた。
しかし、昨晩に自宅のバスルームでシャワーをしようとシャンプーのために温度調整をしたのだが、右手で温かいと感じる温度が頭部に流すと冷たい水に感じるので不思議であった。
これは、ひょっとして新たな問題が生じているのかもしれず、明後日に医院へ行った際に伝えようと思っている。
今日のここからは「幸せ列車」の「10年前の独り言」から転載するが、大病を患う前に書いたもので、自分がそんな事態を迎えることになるとは想像もしていなかったことである。
寿命とは血管にあり? NO 2008 2007-10-18
警察官を定年退職した友人がいる。彼が語ってくれた亀田父子の謝罪会見の感想に<なるほど!>と思えたので紹介を。
彼は、現役の中で暴走族を壊滅する作戦の指揮を担当していたこともあったが、大毅選手が、逮捕された暴走族に見えて仕方がないと言ったのである。
団体行動で追尾する警察車両に挑発行為を続ける暴走族、いざ逮捕して一人ずつ取調室に座らせると借りてきた猫のようにおとなしくなるそうだが、その姿が被さったという体験談だった。
当事者である内藤選手が「もう、済んだこと」と発言し、「大人らしい姿勢」と人格イメージをアップさせていたことだけが救いのよう。その一方でTBSに対する何らかの制裁の声が強まっているようだ。
さて、夜のニュース番組の中で脳梗塞に関する兆候について触れられた内容に興味を覚えた。動脈硬化などから血栓が生まれ、それが脳内血管に詰まって生じる 恐るべき病状だが、半分以上が本人に訴える兆候があるそうで、片側の手足の痺れや震え、視野の変化、言語障害などがあったら、まず脳梗塞を疑って病院へ急げと言うことだった。
早ければ助かるパーセンテージも高く、副作用的な後遺症も軽くて済むようで、それこそ「病気と寿命とは別問題」という典型的な例とも言えるような気がする。
内視鏡手術でステントと呼ばれる網状のものを血管に入れ「事なきを得た」という知人もいるが、やはりそうなる前に感じた<!?>から病院へ飛び込んだことが幸運につながったのである。
50代の前半だったが、私の発言から友人の命が助かったという出来事があった。半月ほど軽い頭痛が続いていた私、思い切ってMR診断を受けたら何ともなく、それで嘘みたいに痛みが消えたという体験があり、それを友人に「50歳を過ぎたら脳梗塞を調べるべき」とアドバイスしたら、彼は1週間後にMR診断を 受け、軽い脳梗塞が発見され、それからずっと薬の服用を続けており、いつも奥さんから「命の恩人」と呼ばれている。
俄かに命に危険を及ぼす病気となれば「心臓」と「脳」ということになり、どちらも「血管」につながるものである。血液そのもの、また、血管内に問題がないように心掛けることが「長生き」には重要と言われるが、何より前兆を見過ごしてしまうことが恐ろしいことになる。
その血液だが、我々人間に「血液型」の存在があることに不思議を感じないのだろうか。なぜ、そんなことが生じたのか。そのプロセスに興味を抱く私だが、血液型による「性格占い」なんて一切信じない私。今、その体内で、生涯大丈夫という「人工血管」の中を血液が流れている。
今日の写真は2年前、トマム駅に続いて杖を忘れた富良野駅を。